
昨日は、ヤマハホールにて、シャルル・リシャール=アムランさんのピアノリサイタルを聞いてきました。
アムランさんは、カナダ出身、2015年のショパン国際ピアノコンクールで第2位の若手ピアニストです。
曲目は
W.A.モーツァルト/幻想曲 ニ短調 K.397
F.ショパン/即興曲 第1番 変イ長調 Op.29
/即興曲 第2番 嬰へ長調 Op.36
/即興曲 第3番 変ト長調 Op.51
/幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
A.ババジャニアン/エレジー(アラム・ハチャトゥリャンの想い出)
/前奏曲 – ヴァガルシャパト舞曲
/即興曲 「エクスプロンプト」
/カプリッチョ
R.シューマン/アラベスク ハ長調 Op.18
/ピアノ・ソナタ 第1番 嬰へ短調 Op.11
私が思うアムランさんの最大の美点は、『歌心』です。
音自体が美しいこともありますが、不自然なルバートや大げさな動きは無いのに、滑らかなメロディーであったり、しゃれた軽快なパッセージだったり、繊細でありながら雄弁なのです。
最初の憂いを帯びたモーツァルトから惹き込まれました。
ショパンの即興曲も完璧。ただし、今回のプログラムの中では、曲自体が表面的な様な気がしました。
ババジャニアンは、民族的で素朴な音楽が心にしみました。
そして後半のシューマンのアラベスク。
最後のコーダがあまりに優しくて、不覚にも涙が。。。
続くソナタも、とても溌剌としていて、それでいてロマンティックで、シューマンの苦悩と音楽に向かう決意の様な勇敢さを感じて、何度も涙がにじんでしまいました。
本当に素晴らしい演奏でした。
画像はホールに向かう途中の銀座の街並みです。
美しい都会の夕暮れ。
幸せな一夜でした。
【つくば市 ピアノ教室 スピカ】