毎年スイスで開催されるヴェルビエ音楽祭、今年は残念ながらバーチャル音楽祭となりました。
藤田真央さんが出演されています。
昨夜(今日30日の)午前2時からライブ配信があり、我慢できずに視聴してしまいました。汗。
プログラムは以下の通りです。
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K.332
ショパン:ワルツ イ短調 Op.34-2
ショパン:ノクターン第18番ホ長調 Op.62-2
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
シューベルト/リスト編曲:ウィーンの夜会(シューベルトの「ワルツ・カプリス」) S.427 R.252
先日の佐川文庫でのリサイタルの曲がほとんどでした。
王子ホールで録画されたそうなのですが、無観客ということでより集中度の高い演奏のように感じました。
藤田真央さんの繊細で緻密な音。
素直な音楽性。
愛される親しみやすさもある。
しっかりとした自分の音楽があるけれども、それを押し付けることは決してありません。
すべてが自然な音楽です。
日本人ならではの美点が際立っていて、きっとヨーロッパの方たちにも新鮮に感じるに違いありません。
ウィーンの夜会は佐川文庫ではプログラムに入っていませんでしたので、聞くことができて嬉しかったです。
ワルツのリズムを崩さないのに、あんなに甘くメロディーを歌えるなんて!
眠い目をこすりながら視聴した甲斐がありました。
こちらから見ることができます。