月別アーカイブ: 2022年2月

うさぎのくれたバレエシューズ

今日、3割引のヨーグルトを買い出しにラ○ガーデンに行きました。

カスピ海ヨーグルトやヘルべや常陸の郷ヨーグルトを買い込んだあと、ふらふらとTSUTA○Aへ。

先日見かけた猫の絵本を買うつもりだったのですが、見当たりません。

たぶん、2月22日の猫の日にちなんだフェアだったのでしょう。

その代わりに並べられていたのは桜の花にちなんだ絵本でした。

お目当ての本が無くてがっかりだったのですが、その代わりに目に飛び込んできたのが『うさぎのくれたバレエシューズ』です。

作者は安房直子さんです。

私は安房直子さんの大ファンで、『うさぎのくれたバレエシューズ』も昔読んだことがあります。

生徒さんと一緒に読みたくて、購入してしまいました。

安房直子さんのファンタジーは、それは優しく美しいのですが、どこか憂いもあるのです。

優しい美しさは、たいへんもろく繊細で、簡単に壊れてしまうもの。

一瞬で消えて無くなってしまいます。

どんなに幸せでも、世の中にひっそりと存在する不安。

でも、それが私たちの生きる世界なのでしょう。

主人公の女の子はぼろぼろになったバレエシューズを大切に持ち続けます。

本当に大切なもの。

それは心の中に存在するのですね。

散歩

今日は天皇誕生日、そして大安吉日。

ひな人形を飾りました。

その後、洞峰公園を通り赤塚公園までお散歩。

こんなものを買いました。

大判焼き(今川焼き)です。

焼きたてほかほかでやわらか〜い。

洞峰公園の陽だまりで一ついただき、家を目指しました。

風は冷たかったですが、明るい空、きらきら輝く洞峰沼の水面、公園での子どもたちの笑い声、丸まると羽を膨らませたカモさんたち、そんなのどかなをお散歩がとても楽しかったです。

普通の日常がありがたいです。

2時間ちょっとのお散歩からのピアノの練習は、とってもはかどりました♪

2022交響曲鑑賞⑤マーラー交響曲第3番

マーラーの作品には作品番号が無いことを初めて知りました。

自分の無知をあらためて認識・・・。

私が愛読させていただいている、ドイツ在住の方のブログがあるのですが、その記事の中に、昨年のザルツブルグ音楽祭のことがありました。

クルレンティス指揮の演奏会の様子が詳しく記させれていて、とても興味を惹かれ、

YouTubeでクルレンツィス指揮ムジカエテルナ演奏のマーラー交響曲第3番の6楽章を聞きました。

そう、マーラーの第3番は6楽章まであるのです。

演奏時間は約100分。

長いです。

全楽章はアバド指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の来日公演の動画を聞きました。

クラウディオ・アバドはとても人気がありましたね。

この動画、確かテレビ放送があったような気がします。

アルト歌手のソロがあり、合唱もあり、壮大な曲です。

ですが、なぜか幼児性のようなものー純粋性のような良い意味でのものーを帯びているように感じました。

ムジカエテルナに戻りますが、このオーケストラの演奏は奏者の影が薄く、音楽そのものが浮かび上がってくるようで、無垢な美しさが心を打ちました。

どの楽器も乱れのない美しい響きで語りかけてきます。

こんな極上の音楽がこの世にあるのですね。

クルレンツィス・ムジカエテルナは今年3月に来日予定だったのですが、残念ながら中止になってしまいました。

こんな時世だからこそ、音楽は必要だと強く思うマーラーの交響曲第3番でした。

バレンタインデー

今年はバレンタインらしいことはこれだけでした。

カフェモカです。

エスプレッソとホットチョコレートで作られているドリンクで、使われているチョコレートを試食させていただきました。

ビーントゥバーチョコレート(カカオの焙煎から作られたチョコレート)です。

・・・私、高級チョコレートがあまり得意ではありません。

スーパーのホワイトチョコとかで満足な、安上がりな人間なんです。汗。

でも、このチョコレートは今まで口にしたチョコと全然違いました。

ほんのりとフルーツのお味がするのです。

カカオってフルーツだったんですね。

寒い日でしたが、ほっと心が温まる一杯のカフェモカがありがたい今年のバレンタインデーでした。

イリーナ・ゴリン教授法コース 第12回

イリーナ・ゴリン先生の『不思議な音の国』教授法コース第12回を視聴しました。

「ダイナミック、表現の教え方」

「5の指の使い方」

フォルテやピアノの強弱記号が出てきます。

『強弱記号』の名の通り、音量でフォルテやピアノを指導してしまいがちですが、それは大きな間違いであることを痛感しました。

フォルテやピアノには、音の大きさだけではない、もっともっと豊かな世界が背後にあるのです。

今回の動画では、生徒さんの演奏が豊富に紹介されています。

それぞれの生徒さんが、曲を自分の中で温め、幼いながらに演奏で表現している姿が胸を打ちます。

「5の指の使い方」

あなたは小指が弱いわね。

よく先生から言われた言葉です。

5の指を鍛えるため、ドレミファソの鍵盤を5本指で音が出ないように押さえ、押さえたまま5の指でソを連打する。汗。

そんな苦行を自分に課していた時もあったっけ。苦笑。

自分の生徒さんには、そんな非音楽的な練習をせずに済むように教えよう!

この回の動画で上巻の指導法は終わりになりますが、ふりかえってみるとその内容の深く濃いこと、最初期の指導の重要性を再認識しています。

昨夜降った雪がうっすらとつもりました。

今日は、土浦市の上高津貝塚ふるさと歴史の広場に行ってきました。

広い広場に雪が残っています。

だあれもいません。

復元された竪穴式住居。

はっきりとは写っていませんが、白いポツポツは全て貝殻です。

博物館に入りました。

土偶のおひなさま。笑。

今、この本を読んでいます。

真偽の程は分かりませんが、上高津貝塚の規模から行くと、縄文時代にはかなり大規模な集落があったことは間違いありません。

遠出が憚られるこの時節ですが、身近の歴史を知る絶好の機会。

と、考えて好きな歴史の本を読んだり、近くの公園や史跡や博物館を訪ねて楽しんでいます。

2022交響曲鑑賞④プロコフィエフ交響曲第5番作品100

今日は節分です。

恵方巻きを作りました。

初めて作る恵方巻に悪戦苦闘しながら聞いていたのが、プロコフィエフの交響曲第5番です。

演奏はマリインスキー劇場管弦楽団、指揮はゲルギエフです。

具を煮たり、酢飯を作ったり、海苔の袋の封を切ったり。

もたもた、もたもた・・・。

この曲の演奏は45分くらい。

ゲルギエフだけでは恵方巻は完成せず、続いて流れてきたのは、

カラヤン指揮のベルリンフィルハーモニー管弦楽団のものです。

美しく懐かしさも感じる弦楽器のメロディー、ワクワクするようなリズム!リズム!何度も恵方巻きを作る手が止まってしまいます。

今日の鑑賞ははっきり言って失敗でした。汗。

音楽にもお料理にも集中できず、完成した恵方巻の一本はパンクしていました。苦笑。

パンク部分を柊(ヒイラギ)で隠し、一応撮影です。

恥ずかしいのでちっちゃくしました。

さあ、明日から「春」です。

気分も明るくレッスンをがんばります。