月別アーカイブ: 2022年4月

おんぷ

ある生徒さんに教本『不思議な音の国』の中の課題を書いてもらいました。

一本線の上・中・下にまるが書かれていて、それが音の高さを表しています。

音符表記の導入です。

生徒さん「・・・はじめておんぷ書いた。」

小声のつぶやきが聞こえました。

私「じゃあ、『はじめてのおんぷ』という曲にしちゃいましょ!」

黒鍵3つ(fis,gis,ais)を使って音の組み合わせを考え、一本線の上に書きます。

ポイントは終止感でしょうか。

まだ小さい生徒さんですが、fisで終わるのが一番自然であることを感じたようです。

一緒に歌って弾いて、生徒さんのにっこり笑顔が嬉しいレッスンの一コマでした。

(ちなみに、私は小さい生徒さんにはテンプレートを使ってまるを書いてもらっています。)

つつじ

ラ◯ガーデンのつつじの花が満開です。

つつじはとても身近な植栽の一つですね。

丈夫で排気ガスに強く、道路横の植栽としてもたくさん植えられています。

空気の浄化作用があるそうです。

春は本当にお花がきれい。

幸せな季節です。

また書いてしまいますが、ラ◯ガーデンがなくなるとさみしいなあ。涙

こいのぼり

ひと昔前、つくば市内の大きなお家では、たくさんのこいのぼりが豪快に泳いだものです。

少子化の影響でしょうか、最近すっかり見かけなくなりました。

押し入れの中から、古いこいのぼりをひっぱり出してきました。

今の家には、こいのぼりを泳がせる支柱はありません。

ベランダから吊るしてみました。汗。

何だか、情けない姿です。

こいのぼりは風になびいてこそ、風情があるのですね。

それでも、今日来た生徒さんたちには好評でした。

童謡の『こいのぼり』の楽譜も作って、ピアノで弾いて楽しみました♪

端午の節句が近づくと、なぜか思い出すのがヤマブキの黄色い花です。

昔住んでいた家の垣根にたくさん植えてあって、葉っぱでよく遊んだからでしょう。

今、バッハの平均律BWV884を練習しています。

この曲は軽快なト長調で、弾いていると私は自分が少年になったような気分になるのです。

・・・気分は少年ですが、バッハはそんな簡単なものではなく、軽やかな推進力を保った演奏には程遠く、毎日格闘中です・・・

エネルギー

「鍵盤にエネルギーを注ぎ込んてください。」

私が受けているレッスンでの、先生からのひと言でした。

その時は実践できなかったのですが、後からこれかしら?という感覚を掴めました。

それは、決して言葉にはできない種類の感覚でした。

大体、人のエネルギーってなに?

何だか、すごく怪しげです。

でも、偉大な巨匠の演奏には、エネルギーが充ち満ちていますので、実在するものなのでしょう。

ピアニストと呼ばれる人たちは、おそらく皆それぞれ言葉にできない感覚で演奏しているのだと思います。

それをレッスンで伝えられるように・・・。

まだまだピアノの修行は続きます。

たんぽぽ

お買い物に行く道の途中にたんぽぽがたくさん咲いています。

これはよく見るセイヨウタンポポですね。

たぶん、これはニホンタンポポ。

これは黄色いだけでタンポポではありません。たぶん・・・。

これもタンポポではなさそうですが、でも黄色くてかわいいです。

春もたけなわ。

道ばたのお花さんたちにも、目を楽しませてもらっています。

話は変わりますが、近所の○○ガーデンが10月に閉店してまうそうです。

松代住民は悲しみに暮れています。

涙。

イリーナ・ゴリン教授法コース 第13回

イリーナ・ゴリン先生の『不思議な音の国』教授法コース第13回を視聴しました。

「下巻に進む前に」

幼児期は発達の差がとても大きい時期です。

あっという間に上巻を理解して弾けてしまうお子さんもいれば、一音づつを小さな手を取りながら弾き、少し進んでは立ち止まり、時に後ろを振り返り、また一歩足を踏み出す。

そのようにして上巻を終えるお子さんもいます。

どちらにしても、色々な曲を経験させてあげることはとても大切だと思います。

そんな時に使える曲の紹介がたくさんありました。

「2音のスラー」

いよいよレガートが出てきます。

イリーナ先生の美しいレガートに目が釘付けです。

良質な1音(=ノンレガート)が無ければ、歌うようなレガートは難しいと、あらためて認識しました。

その良質な1音を生み出すための、敏感な耳が何より大切です。

自分の音を良く聞くこと。

繰り返し、生徒さんに伝えていきます。

「移調の重要性」

簡単な曲で移調を体験しておくと、自然と調性感が身につき、理論より先に黒鍵を使うようになります。

自分でも、バッハのインベンションで練習してみようと思います。

緑のトンネル

桜はすっかり葉桜になりました。

今日は緑のトンネルがとても綺麗でした。

もともと乾燥肌だからでしょうか、しっとりとした日本の気候が私はとても好きです。

これから、つくばは新緑が美しい季節になります。

一年で一番輝く季節です。

桜2022年

今年の桜は入学式まで咲いていました。

陽当りの良い樹はもう散っていますね。

下の画像は数日前の桜です。

白いユキヤナギも大好き。

雲が多いのが残念ですが、それでもとてもきれいです。

満開の桜の木の下を歩くことができて幸せです。

美しい日本の桜。

モネに絵を描いてもらいたかった。

ドビュッシーに曲を作ってもらいたかったです。

にじいろりんご

ピアノ教本『不思議な音の国』下巻に「にじ」という曲があります。

『不思議な音の国』では、にじは重要なモチーフです。

大空にかかる七色のにじ。

ピアノを弾くときに、大きなにじのアーチを描くよう優雅に腕を使い、ポジションを移動させます。

レガートをにじのアーチとしてとらえることもあります。

新一年生になるTさんのレッスンで「一年生になったら」を歌いました。

一曲歌ったら、りんごの木のりんごに色を塗ります。

ちょうど「にじ」をレッスンしたTさん、こんな色に塗ってくれました。

Tさん「特別なりんごだよ。」

本当に、特別な特別なりんごになりました。