読売日本交響楽団 第619回名曲シリーズコンサート②

チャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番を、私は抜粋ですが演奏したことがります。

その難易度たるや!

和音がとにかく多く、速度は基本的にアレグロ(快速に)です。

そして、民族調のメロディーもあり、広大なロシアらしさを表現しなければいけません。

この日の演奏は、雄大なオーケストラの響きと、厚みのある豊かなピアノの音が一体になって、全身で音楽を楽しむことができました。

その場では、とても丁寧に演奏しているな、という印象の牛田さんのピアノだったのですが、家に戻ってから自分でこの曲をゆっくり弾いてみたところ、牛田さんの演奏が心に蘇りました。

牛田さんが、どれだけ一音一音を大切にしているのか、深く理解することができました。

牛田さんが、作曲家を、指揮者を、オーケストラを、観客を、大変尊敬されていることがわかりました。

アンコールはショパンの雨だれの前奏曲。

しっとりとした音が空中を漂います。

牛田さんが自分の全てを捧げて弾く音楽を聞くことができて、本当に幸せでした。

つづく

【つくば市 ピアノ 教室 スピカ】