月別アーカイブ: 2019年3月

牛田智大 ピアノ・リサイタル〜10代最後に贈るシューベルト&リスト〜

3月23日(土)牛田智大さんのリサイタルに行ってきました。

会場は大阪のザ・シンフォニーホール。

プログラムは

シューベルト/リスト:白鳥の歌より 第7曲「セレナーデ」
シューベルト:4つの即興曲 D.899 op.90

リスト:愛の夢 第3番
シューベルト/リスト:12の歌より 第2曲「水に寄せて歌う」
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調

でした。

2月に読売交響楽団と共演したチャイコフスキーのコンチェルトに行って、どうしてもリサイタルでの演奏が聞きたくなってしまいました。

特に、リストのロ短調ソナタの実際の演奏が聞きたい。

リスト・ソナタがプログラムで組まれていたのは、大阪公演だけ。

日帰りで行ってきました。汗。

『セレナーデ』

とても有名なメロディー、牛田さんの音は、予想通り角の無いびろうどのようにまろやかなものでした。

『4つの即興曲』

シューベルトのピアノ曲は、もちろん鑑賞するに値する芸術作品ではありますが、自分で弾くことによってより楽しめる音楽だと、私は考えています。

私は小学4年生か5年生の時に2番を習いました。

初めて弾くシューベルト、とにかく弾くのが楽しくて楽しくて、何時間でも練習したものです。

牛田さんも、シューベルトの即興曲はきっと幼少の頃から演奏していたことでしょう。

長い時間をかけて磨き上げられた音たち。

でも、まだ完成されてはいません。

全てのパーツを美しく整え、いつの日か究極の音楽に組み立てる準備をしている、なぜかそんな印象を受けました。

この日の演奏も十分に素晴らしかったのですが、もっと大きな能力を秘めているように感じてなりませんでした。

『愛の夢 第3番』

名曲アルバムには必ず入っているこの曲、自分でも何百回と弾き、生徒さんのレッスンでも何回も何回も取り上げています。そんな馴染みの曲ですが、初めての牛田さんの演奏のおかげで新鮮に聞くことができました。メロディーと伴奏のバランスや音色変化、さすがの一言です!

『水に寄せて歌う』

さらりと演奏されていましたが、相当難しい編曲です。悲しげなメロディーに加え同時に伴奏部のメロディーも対位法のように弾かなければなりません。よどみなく流れる美しい音楽に涙が滲みました。どの演奏も素晴らしかったのですが、この曲が一番心に響きました。

『ピアノ・ソナタロ短調』

水に寄せて歌うの拍手を待たずに演奏が始まりました。

超絶技巧が冴えわたります。

浜松国際コンクールの3次予選で牛田さんの演奏を聞いた時、その技術の高さに驚愕しました。

この曲は、一瞬でもテンポが弛むと、ダメダメな演奏になってしまいます。

この日も、縦横無尽に駆けぬけるスケールや、華やかなオクターブのアルペジオが、輝きながらも爽快な速さで音楽が流れ、本当に素晴らしかった。

低音はピアノの能力限界まで鳴らされ、まさしく神の声のよう。

グレートヒェンの可憐な愛のメロディー。

第3部のフゲッタもまさに遁走曲、次々と音楽が湧き出て、走り抜けて行きました。

しかし、この曲を大ホールで演奏するには相当危険がはらんでいることも実感しました。

ペダリングを失敗したら、きっと共鳴しすぎて音と音が繋がり濁ってしまうでしょう。

この難曲を牛田さんが敢えてコンクールで弾いたのは、ピアニストとして自分の道を進んで行く決意表明のように感じます。

牛田さんは現在19才。

ずっとずっと長い先があります。

牛田さんのテクニックの高さは疑いようがありませんが、その技量をひけらかすことは絶対にしないと心に誓っているのではないでしょうか。

その謙虚な姿勢こそ、一層音楽を高みへと上げて行くことでしょう。

これからのご活躍をお祈りします。

アンコールはプロコフィエフのソナタ第7番op.83の第三楽章でした。

あれだけのプログラムを弾いてこのパワーがあるなんて、細身の身体ですごいです。

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ピアノの森 第21話『あなたが生きた証に』

ピアノの森第21話『あなたが生きた証に』の感想です。

優勝候補の本命と言われているパン・ウェイ。

本選の曲を協奏曲の2番から1番に変更し、ステージへ臨みます。

今までの冷たさを感じるような完璧な演奏に、人間らしい温かさが加わった演奏に、本人も戸惑っています。

心地よさに身を委ねピアノを弾くパン・ウェイ。

お母さんにも感謝の気持ちを抱きます。

ショパンは2曲協奏曲を作曲しました。

私は、この二つの協奏曲を、太陽と月のように感じています。

独立した曲なのですが、二つで一つのように感じるのです。

颯爽とした1番。

その颯爽とした姿の内面を見せてくれる2番。

もしもパン・ウェイが2番を演奏していたら、どんな音楽を聞かせてくれたのでしょう。

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ピアノの森 第20話『パン・ウェイの真実』

ピアノの森、第20話『パン・ウェイの真実』の感想です。

・・・

でも、今回はマジメな感想はお休み。

佐賀先生に全部持っていかれました。笑。

これまでの回でも、カイの演奏シーンで必ず登場していた佐賀先生。

コンクール会場の客席で、カイの演奏を聞いては、いちいち頬を染めているのが気になって仕方がありませんでした。笑。

カイがお気に入りのマリアちゃんだったとは!

浪速音楽大学学長の肩書を持つ佐賀先生、雨宮パパや阿字野先生にバレなくて良かったですね。

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今日・today

昨日の朝、NHKニュースにチャンネルを合わせると指揮者の小澤征爾さんが目に入ってきました。

小澤征爾さんが、プロを目指す演奏家のオーケストラの指揮をしていました。

小澤征爾塾オペラプロジェクトというそうです。

演目は『カルメン』。

小澤征爾さんは現在83歳。

ここ何年かは大病もされています。

でも、画面に映し出される小澤さんの音楽の生命力はものすごく強いものでした。

オケのメンバーに小澤さんが叫びました。

“Not tomorrow, TODAY!”

「明日ではなく、今日やらないといけないんだ!」

今日。

本当に大切な言葉ですね。

私も一日一日を大切に過ごしたいです。

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イベリス

頂き物の『イベリス』です。

白いお花がお好きかと思って、と持ってきて下さったものです。

早速、レッスン室のテーブルに置いてみました。

お花があるだけで、お部屋が生き生きとします。

以前、友だちと同じハーブの苗を買って育てたところ、私のハーブはもじゃもじゃと増えて、遊びにきたその友だちが驚いていました。

温室でモーツァルトを流すと、植物がよく育つとか。

もしかしたら、ピアノの音が良いのではないでしょうか。

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ピアノの森 第19話『君の”1番”のために』

ピアノの森、第19話『君の”1番”のために』の感想です。

題名を読んだだけで、涙が溢れそうな今回の放送です。

本選が始まりました。

ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11。

言葉ではとても語ることができない名曲です。

多くの出場者が1番を演奏します。

ソフィも1番を選びました。

「私にこそふさわしい」とばかりに自信を持ってピアノを弾くソフィを見て、修平は「このステージには本物しか立つことができないのだ。」と悟ります。

そして、修平は、この大舞台を前にしたカイに向けて放った冷たい言葉を、心から後悔します。

練習室で、カイは孤独感に苛まれています。

修平に嫌われ、また阿字野先生との別離も予感しているのです。

でも、鍵盤に向かうしかないカイ。

ふと耳を澄ませると、隣から協奏曲のオーケストラパートが聞こえて来ます。

はっと顔を上げ、部屋から飛び出して行くカイ。

涙を溜めながらその部屋に駆け込むと、なんとそこには修平が。

これはアニメとわかっていても泣いてしまいました。

私がショパンを弾くときに一番大切だと思っていることは、優しさに満ちた愛情です。

カイ、あなたは本当に愛されているのですね。

本選では、そのたくさんの愛をピアノに満たして演奏することでしょう。

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今日はあたたかな一日でした。

春を感じる一日でした。

春というと、どんな音楽があるでしょうか。

やはりヴィヴァルディの四季・春でしょうか。

『春がやってきた。

小鳥たちは嬉しそうに歌って、春に挨拶する。

泉はそよ風に合わせて、

やさしくささやきながら流れ出す。

やがて空は暗くなり、

稲妻と雷鳴が襲ってくる。

嵐が静まると、小鳥たちは再び

うれしそうに歌い出す。』

ヴィヴァルディの春にはソネット(詩)がついています。

とてもステキなソネットですね。

今の季節は日本では梅がきれいです。

ひばりも嬉しそうに鳴いています。

つくばはまだまだ自然があって、季節ごとに外を歩くのが楽しみです。

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ピアノの森 第18話『レクイエム』

ピアノの森、第18話『レクイエム』の感想です。

あああああ・・・。

結果が発表されました。

辛い。

辛すぎます。

そして、何て優しい人ばかりでしょう。

涙がにじみました。

今回は、まだ観ていないと思われる生徒さんのために、ネタバレ無しです。

ショパンコンクールはショパンの命日10月17日前後に行われます。

その命日には、『聖十字架教会』で『レクイエム・コンサート』が行われ、モーツァルトのレクイエムK.626が演奏されるそうです。

ただ、ただ、美しいモーツァルトのレクイエム。

魂に直接響いてくる音楽です。

カイと修平の魂を結びつけたのも、音楽です。

二人の前途に光が溢れ続けますように。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

キリマンジャロ

小学校の音楽の合奏定番曲『キリマンジャロ』。

今日のレッスンの時に、Kちゃんがピアノパートを披露してくれました。

Kちゃんのクラスの男子は、この曲が流れると、踊りだすそうです。

ノリノリで♪

そして、Kちゃんは「ホント男子ってしょうがないよね。」と笑っていました。

そう、小学校高学年の男の子って、女の子に比べると純真というか、子どもっぽいというか。笑。

でも、Kちゃんのクラスは和気あいあいと、とても楽しそうです。

きっと、ノリノリでキレキレの迫力のある合奏ができることでしょう。

Kちゃんもピアノ頑張ってくださね!

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

ひなまつり

今日は桃の節句、ひなまつりです。

●●年前の私のひな人形を、今年も飾りました。

昭和の香りがします。笑。

ちょうど親友がうちに来てくれたので、桜餅でティータイム。

DSCN1102

うちの生徒さんも9割が女の子です。

どの生徒さんも、健やかに幸せに成長されますように。

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