日別アーカイブ: 2019年7月20日

はじめの一歩④

2015年に開催された第17回ショパン国際ピアノコンクールのライブ配信で、私はその音と出会いました。

それがこちらです。

アメリカ人のKate liu(ケイト・リュウ)さんのアンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ作品22です。

脱力の見本のようなしなやかな腕と、美しい細い指から奏でられる、優しく透明感のある音。

細身の女性なのに、男性以上に響くフォルティシモ。

その音が紡ぐ音楽は神秘的ですらありました。

私は、ケイト・リュウさんの演奏を聞いて、自分のレッスンで足りないものがやっとわかりました。

レッスンで足りないと思っていた『感動』とは、

音自体の美しさ

だったのです。

2015年のショパンコンクール には日本人ピアニストがたくさん出場していました。

腕に体重をかけ強い打鍵で弾く日本人たち。

ライブ配信を聞いていて、私はケイト・リュウさんとのあまりの違いに唖然としました。

ケイト・リュウさんの奏法は現代奏法というもので、世界では標準であり、日本人だけ大変遅れていることに気が付いたのでした。

私自身、まずは奏法を見直さないといけない。

そして、生徒さんたちにも美しい音の出し方を教えるのだ、と決意しました。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】