2015年に開催された第17回ショパン国際ピアノコンクールのライブ配信で、私はその音と出会いました。
それがこちらです。
アメリカ人のKate liu(ケイト・リュウ)さんのアンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ作品22です。
脱力の見本のようなしなやかな腕と、美しい細い指から奏でられる、優しく透明感のある音。
細身の女性なのに、男性以上に響くフォルティシモ。
その音が紡ぐ音楽は神秘的ですらありました。
私は、ケイト・リュウさんの演奏を聞いて、自分のレッスンで足りないものがやっとわかりました。
レッスンで足りないと思っていた『感動』とは、
音自体の美しさ
だったのです。
2015年のショパンコンクール には日本人ピアニストがたくさん出場していました。
腕に体重をかけ強い打鍵で弾く日本人たち。
ライブ配信を聞いていて、私はケイト・リュウさんとのあまりの違いに唖然としました。
ケイト・リュウさんの奏法は現代奏法というもので、世界では標準であり、日本人だけ大変遅れていることに気が付いたのでした。
私自身、まずは奏法を見直さないといけない。
そして、生徒さんたちにも美しい音の出し方を教えるのだ、と決意しました。
【つくば市 ピアノ教室 スピカ】