第10回浜松国際ピアノコンクール入賞者コンサート|牛田智大

第10回浜松国際ピアノコンクール入賞者コンサート

2019年10月24日(木)19時開演

ヤマハホール

プログラム

今田篤
ラフマニノフ/前奏曲、ガヴォット、ジーク(J.S.バッハの「ヴァイオリン・パルティータ」ホ長調から)
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ 第32番 Op.111 ハ短調

イ・ヒョク
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第23番「熱情」 Op.57 ヘ短調
カプースチン/ピアノ・ソナタ第2番 Op.54

牛田智大
チャイコフスキー/「6つの小品」op.19 より 第4曲「ノクターン」
チャイコフスキー/「くるみ割り人形」より「冬の樅の森」(プレトニョフ編)
リスト/ピアノ・ソナタ ロ短調

出演されたのは、以上の3名の入賞者の方々です。

三人目の出演者は牛田智大さんです。

一曲目のノクターン、悲しげな主旋律だけでなく、ちょっとした間にさりげなく出てくるメロディーも大切にされていて、味わい深い演奏です。

バレエの幻想的な雰囲気そのままのくるみ割り人形から、静かに、だけれど緊張感を持ってリストのソナタが始まりました。

その迫力たるや!

ここまでピアノを鳴らすことができるピアニストは、日本には牛田さんしかいないと思います。

美音というと、繊細なピアニッシモを指すことが多く、弱い音ほどきれいに弾くことが難しいと言われています。

でも、私はフォルテの美しさに、ピアニストの実力を感じることが多いです。

牛田さんのフォルティッシモは、芯を捉えた破たんの無い響です。

この正確な打鍵を駆使しての超絶技巧に、今宵も全身がしびれました。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】