月別アーカイブ: 2020年4月

アラベスク

シューマンのピアノ曲に『アラベスク』があります。

左手から右手へと流れる伴奏が非常に繊細に織られています。

まさに”アラベスク”です。

私はこの曲が以前はとても苦手だったのですが、最近少しずつマシな演奏ができるようになってきました。

リラックスをして無理のない弾き方をすることは非常に大切です。

というか、それしかピアノを弾く方法はありません。

少しでも力みがあると固い音楽になってしまう。

レッスンの時に私は生徒さんに緊張感を与えていないだろうか?

もう一度自分の指導法を振り返って、生徒さんたちにピアノを弾く心地よさを感じられるよう、伝えていきたいです。

花水木

近所の花水木がとてもきれいだったので、パチリと撮影。

青い空とやさしいピンク。

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白もきれいですね。

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『音色』

と言われるように、音には色彩感が求められます。

でも、音に色彩感を出すのは至難の技。

まずは、はっきりとしたイメージを自分の中に持つように、私はしています。

現代奏法・ロシア奏法を研究し始めて、少しずつですが自分なりに表現できるようになってきました。

耳を使って、響に集中します。

具体的には、正しい打鍵と、ダンパーとシフトペダルの両方を駆使して、自分のイメージした色と音が重なるところを探ります。

気の遠くなるような作業ですが、凡人の私にはこの方法しかないようです。

花水木のお花はまだしばらく楽しませてもらえそうです。

少しでもお花の美しい色に近づけますように。

オリジナルCD

生徒さんが弾けるようになった曲は全て録音。

何曲か集まったところでオリジナルCDを作成しています。

生徒さんたちの成長を感じられて嬉しい限りです。

時々、「ひーん。まちがえたあ。」なんて可愛いお声も入っていたり。

「さあ、やるよお。」などの自分の声に赤面したりしながらの作業です。

時間の制約もあり、あまり凝ったデザインで作れないのが悲しいところ。

生徒さんたちごめんなさいね。

もう少しパソコンの技術も身につけたいなあ。

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羊と鋼の森

小説『羊と鋼の森』を読みました。

大人の生徒さんからのオススメでした。

あまり長くはない小説ですので、あっという間に完読。

でも、心の中には深い感動が残りました。

ある素直な青年が調律師として歩んでいくお話なのですが、ピアノに対しての溢れる想いが本当に美しいのです。

主人公が尊敬する先輩調律師・板鳥の言葉です。

「明るく静かに澄んで懐かしい文体、少しは甘えているようでありながら、きびしく深いものを湛えている文体、夢のように美しいが現実のようにたしかな文体」

主人公に理想の音を問われ、板鳥は文学を例えにしてこう答えるのです。

私がこの文を読んで、まっ先に浮かんだのはダニール・トリフォノフのピアノです。

甘い音。

こういう音を出すピアニストはそうそういません。

最高のテクニックを持っている上に、強烈な個性を併せ持ち、その個性が愛されるものであるのです。

天使のようでもあり、小悪魔的でもあります。

トリフォノフのような音は世界にちゃんと存在していて、その音を自分も追い求めて行こう。

そう勇気付けられた『羊と鋼の森』でした。

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お花さんたち

春、真っ盛りです。

色とりどりのお花さんたちが咲き誇っています。

チェリーセージ。

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ドウダンツツジ。多分・・・。

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野のお花も大好き。タンポポさん。

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ツツジ。

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曇り空が残念。ハナミズキ。

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お豆さんのような野草。

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金魚草。冬を越してモジャモジャです。

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ノースポール。かな?

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オダマキ。

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シラー。だったような。

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ブルーベリー。

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ミヤコワスレ。

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モッコウバラ。良い香り。

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私にとって、お花さんたちは大切な存在。

女性なら誰でもそうですよね。

何も言わないお花さんが咲くだけで春はこんなに幸せなのです。

公園を歩いていると、ほんのりと甘い香りを感じました。

藤の花の香りです。

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藤の花は気品のある紫色が美しいだけなく、こんなに香りも良いのですね。

目に見えない香りは、目に見えない音と同じように、感覚に直接届きます。

こんなに良い香りを、もしピアノで表現できたなら、それはステキな演奏になるでしょう。

胸いっぱいに藤の香りを吸い込みました。

野ブタ。をプロデュース

先日、テレビの番組欄で懐かしいドラマが目にとまりました。

『野ブタ。をプロデュース』の再放送です。

放送されたのは、もう10年以上昔になるのですね。

当時、生徒さんたちに大人気で、私も話題について行けるように毎週見ていました。

亀梨和也さん、山下智久さん、堀北真希さん、と超人気のアイドルたちが出演していた青春ドラマですが、内容はなかなか深いものがありました。

懐かしさもあり、録画をしておきました。

簡単に言ってしまうと、暗ーい性格の転校生(堀北真希さん)がクラスの人気者(亀梨和也さんと山下智久さん)に助けられるという話です。

今回あらためて観て感じたことは、いじめを解決するには周囲の大人の存在が非常に大切だということです。

暴力的な同級生に追いかけられた堀北真希さんは、商店街の書店に逃げ込みます。

書店の店主役は忌野清志郎さん。

・・・思いがけず忌野さんの姿を目にし、胸がいっぱいになってしまいました。

竹刀で暴力的な同級生を追い払い、堀北真希さんに温かいコーヒーを出してあげます。

個性的な書店と店主の存在は、堀北真希さんに少なからず影響を与えます。

私は子どもは守られた存在でなければならないと考えています。

自分を守ってくれる社会・大人があってこそ、子どもはのびのびと育っていくことができるものです。

安心できる社会で育った子は、その子たちが大人になったときには、次の世代を守る強くて優しい存在になっているでしょう。

スーパームーン

生徒さんを玄関からお見送りするとき、お月さまが大きいことに気がつきました。

今夜はスーパームーンだったようです。

まん丸に輝く月。

雑事に心を奪われる毎日を一瞬忘れさせてくれました。

10分で良いから、静かな夜を味わえる時間を持つようにしたいです。