先日、所用があり日立市まで行ってきました。
海を見ようと、海岸沿いの国道6号をドライブ。
鶴首岬に車を停めました。


目の前に太平洋が広がり絶景です。
日立の名のごとく、きっとすばらしい日の出を見ることができるでしょう。
夕陽もきれいでした。

先日、所用があり日立市まで行ってきました。
海を見ようと、海岸沿いの国道6号をドライブ。
鶴首岬に車を停めました。


目の前に太平洋が広がり絶景です。
日立の名のごとく、きっとすばらしい日の出を見ることができるでしょう。
夕陽もきれいでした。

近所の公園のもみじの葉がだんだん少なくなってきました。

その分、落葉のじゅうたんがきれいです。

本格的な冬がもうすぐやって来ます。
近所の公園のもみじです。

あざやかな赤。

きれい。
つくばの秋はもう少し続きそうです。
村上春樹の最新短編集『一人称単数』の中に『謝肉祭』という一編があります。
謝肉祭の文字を目にし、真っ先に読んでしまいました。笑。
シューマンのピアノ曲 ”謝肉祭” が登場。
主人公の女性がシューマンの謝肉祭を「無人島にたった一つ持って行く曲」に選びます。
その女性が語る謝肉祭という音楽についてが実に鋭いのです。
(ネタバレは控えます。)
シューマンはピアノの恩師の娘クララと恋愛関係になるのですが、その恩師でもあるクララの父親は結婚に大反対。
二人を別れさせるために様々な妨害を実行します。
しかし、シューマンとクララは父親の反対を乗り越えて結婚し、数々の名曲が生まれるのです。
私はある時から、クララの父親がどうして結婚に反対したのか、ぼんやりと理解するようになりました。
シューマンの音楽はあまりにロマンティックであり自分に正直すぎます。
シューマンが病んでしまう繊細で複雑な精神をクララの父親は敏感に察していたのではないのでしょうか。
私が初めに聞いたシューマンの謝肉祭はルービンシュタインの演奏でした。
まさにカーニバルといった鮮やかな演奏なのですが、なぜかお祭りからちょっと離れた裏通りのような暗さも感じます。
シューマンは人間の精神の深さをまざまざと感じることができる作曲家です。

つくばが黄金色に輝く季節になりました。
洞峰公園のイチョウです。

広場は日当たりが良いのでより鮮やかです。

見上げると本当にきれい。


並木道はいちょうのトンネルです。


今年もつくばの美しい秋を満喫できました。
○witterの登場で、コンサートの感想がすぐに読めるようになりました。
情報が簡単に得られるからこそ、自分の中を真っ白にして音楽を聞きます。
自分の中に何が起こるのか、静かに待ちます。
これが、私が実際に音楽を聞くときの状態です。
吉田秀和先生も、村上春樹氏も、本棚にしまっておきましょう。
幼稚な感想しか湧かないかもしれないのですが、音楽は許してくれます。
音楽の好みというのは、誰でもあるものだと思います。
私も、好きと嫌いがはっきりしています。
お気に入りの奏者、曲、または楽器やジャンル・・・、そればかりを聞いていると、自然と範囲は限られてしまいます。
時々、私は誰かの好み、今でいう ”推し” に乗っかってみることがあります。
そのようにして最近聞いてみたのが、ボーカロイドのIAです。
私には理解不能なのですが、それでもコンピュータが繰り出す独特のグルーブ感が刺激的に感じました。
IAは極端な例ですが、ピアノ仲間の好きなピアニストの演奏を聞いてみると、たくさん収穫があります。
素晴らしかった!だけれど、私の好みとはちょっと違う…ということがほとんどなのですが、自分が求めている音楽を知るきっかけになるのです。
友人が好きなルガンスキー。
迫力あるテクニックがすごすぎます。
完成された演奏に、プロフェッショナルな演奏家はここまで音楽を作らないといけないことをあらためて感じました。
自分の先入感を無くすためにも、たまには誰かに手をひいてもらって、知らない場所に行くのもいいものです。
私は村上春樹の作品が好きで、ほぼ全て読んでいます。
村上春樹はクラシック音楽に造詣が深く、小説の中にたくさん名曲が登場します。
『海辺のカフカ』に、若いトラック運転手があるクラシック音楽を聴き、人生の転機を迎えるという場面があります。
確かその曲は、大公トリオだったと思います。
演奏は百万ドルトリオと呼ばれた、ヴァイオリン=ハイフェッツ、チェロ=ファイアマン、ピアノ=ルービンシュタインです。
敬愛するルービンシュタインが出てきて大興奮。
早速大公トリオを聞いてみたものです。
読書をきっかけに音楽を聞く。
楽しい音楽の聞き方の一つです。
音楽の聞き方というのは、実は様々な行為があることに気づきました。
例えば、私は大学生の頃、音楽評論家の吉田秀和先生の本を読み漁っていました。
先生の本に出てくる、演奏家や曲を聞いてみる。
自分が好きなピアニストについて、先生がどんな意見なのかページをめくる。
知識も経験も無い自分にとって、吉田秀和先生の本は音楽の世界を旅する地図でありガイドであり、大きな憧れでありました。
何より、わかりやすくてユーモア溢れる先生の文章を読むのが楽しくてしかたがありませんでした。
自分の世界が押し広げられ、それまで理解ができなかった音楽の魅力に気づくことができました。
音楽を聞くとは、そこだけで完結することのない深い行為なのですね。
今日、生徒さんから質問を受けました。
「どうやって音楽を聞くのが良いのでしょうか?」
ものすごく難しい質問です。
正直に言うと、私は何も考えずに聞いているのです。
普通、人は音楽をどうやって聞いているのでしょう?
私自身は、物心ついた頃から、おもちゃのようなレコードプレーヤーやカセットデッキを与えられ、自分でレコードやカセットテープを聞いていました。
ただただ聞く。
ひたすら聞く。
何にも考えません。汗。
聞くというより、感じる、音楽に身を委ねてしまっているかもしれません。
音楽を聞く。
もう一度考えてみよう。
深く考えてみる価値のある質問に感謝です。