桜の花が満開です。
春も本番です。
ひらひら。
ひらひら。
優しい風に吹かれて、舞う桜の花びら。
手で掴もうとすると、ふわっと飛んでいってしまいます。
今、シューマンの子どもの情景を練習しています。
ドイツロマン派の曲を学ぶきっかけになった、私にとって大切な曲です。
小品ではありますが、当時から何て難しく奥深い曲だろうと苦戦していました。
シューマン独特のアラベスクのような内声が、左から右、右から左、下から上、上から下、様々な方向に動きます。
もちろん、メロディーは浮き上がらせなければいけません。
弾き分けることはできるのですが、なかなか浮遊感を出せず、音たちは手元でごにょごにょと鳴るばかり。涙。
春の空に漂う桜の花びらのように、音を自由自在に飛ばすことができたら・・・。
修行は続きます。