三大音楽教育といわれている、「リトミック」「コダーイ」「オルフ」。
「コダーイ」とはハンガリーの音楽家コダーイ・ゾルターン(ハンガリーでは日本と同じく姓が先に表記されます)が作った音楽教育システムです。
コダーイについて詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
日本コダーイ協会
コダーイ・コンセプト
コダーイという名前は、一般的にはあまり知られていませんが、日本の保育所・幼稚園(現在はこども園もありますね)では広く浸透している音楽教育です。
コダーイシステム、最大の特徴は民謡を歌うことにあります。
日本だと『わらべ歌』です。
「かごめかごめ」や「ずいずいずっころばし」
ほとんどの人が知っているわらべ歌でありあそび歌。
言葉の持つリズムや抑揚がそのまま歌になっているので、音痴になりようがありません。笑。
わらべ歌は、長い長い年月歌い継がれてきました。
そこには深い日本らしさが含まれています。
自然で温かみのあるわらべ歌の価値と教育的効果は大きく評価され、多くの保育所や幼稚園の先生たちが日々の活動に取り入れています。
コダーイシステムには他にも色々と特徴があるのですが、その中で私が学生時代の授業で体験し、一番興味をひかれたもの。
それは「サイレント・シンギング(内唱)」です。
例えば、か〜ごめ、かごめ〜♪を、最初の「か」と最後の「め」だけを発声し、あとは心の中で歌うのです。
「か〜○○、○○め〜♪」
心の中で、リズムも音程も正しく歌う。
これは、ソルフェージュ的にかなり効果があるものです。
いえ、そんなことよりも、音楽が自分の中にあるって素晴らしいことだと思うのです。
目には見えませんが、たくさんの歌で満たされたお子さんの内面は、確実に豊かになります。
残念ながら、わらべ歌が歌われる場面は保育施設や教育現場がほとんどになってしまいました。
ちょっと話はそれますが、子ども同士が外で遊ぶ機会がどんどん減っていく現代、保育施設や幼児教育の現場はより重要になっていくと思います。
個人のピアノ教室も、同じように教育の担い手として期待される部分が大きいのではないでしょうか。