月別アーカイブ: 2025年1月

THE FIRST TAKE

藤田真央さんの熱情第3楽章を聞くことができます。

輝かしい音。

不必要なルバートの無い音楽は逆にグルーブ感を醸し出します。

ベートーヴェンなのに軽やかでありながら軽薄で無い音楽は藤田真央さんならではですね。

伝統的なベートヴェンとは違うかもしれませんが、魅力満載です。

楽譜はちゃんと読みましょう

練習中の「ラモーをたたえて」。

38小節目からの右手の和音が弾きづらくて、悪戦苦闘していました。

レッスンの時、先生にご相談すると、

「その和音は左で弾いたらいかがですか?」とさらりとアドバイスいただきました。

(赤でかこんだ和音のことです。)

楽譜を見ると、ちゃんと左手で弾くように書かれています!

どうして気づかなかったんでしょう?

楽譜の読み方、もっと気をつけていかないといけませんね・・・。

コーヒーブレーク

今練習しているドビュッシーの「ラモーを讃えて」。

繊細な和声でありますが古典的な雰囲気を出さなければいけません。

強弱記号もたくさんあり、その都度ニュアンスを変えないと。

指が力みがちな私、頭がパンクしそうです。

コーヒーを淹れ、いただきもののゴディ◯で休憩。

このコーヒーカップと小皿はタイのセラドン焼きです。

私はセラドン焼きが大好き。

ぽってりとした厚みと素朴な優しい色合いになぜか心惹かれるのです。

しあわせなひと時です。

頭をスッキリさせて、もう一度ピアノに向かいました。

昨日ご紹介した『ブルグミュラー絵本』。

挿絵が大変美しいです。

繊細で、淡い色から深みのある色が絶妙に使われていて、ファンタジックな雰囲気が満載です。

この美しい挿絵、全てが人工知能で描かれたものです。

旧式人間の私、衝撃を受けてしまいました。

AIはもちろん作曲や演奏も可能でしょう。

これからどうやって芸術や教育に向き合っていけばいいのでしょうか?

戸惑うばかりの旧式人間です・・・。

ブルグミュラー絵本

先日『ブルグミュラー絵本』という本を入手しました。

ブルグミュラー25の練習曲、それぞれの曲に短いお話とイラストが描かれています。

今日のレッスンで「狩り」を弾いている生徒さんと一緒に読んでみました。

なるほど、この曲の一番の特徴を上手く物語の中に取り入れてあります。

とても印象に残るので、生徒さんもその特徴をよく理解できたようです。

私が使用している『不思議な音の国』は、教本自体が物語に沿って進んでいきますので、その延長線上でブルグミュラーも指導でき大変助かっています。

ただ、一つのイメージに固定されてしまうかも?

頼り過ぎは、安易すぎますね。

音楽から自分で話を作ったり、絵を描いたり、曲に合いそうな名画や文学作品を探したり、他のアプローチも模索し続けたいと思っています。

椅子の位置

ピアノを弾くために、腹筋はとても重要。

と、痛感するようになったのは、今の奏法を習いはじめてからです。

私は、いわゆる反り腰で、大人になってバレエを再開した時、先生から「お腹を出さないで!」「お尻を絞めて!」と何度も何度も指摘されていました。

筋力が圧倒的に足りていなかったので、毎日腹筋をするようになりました。

バレエでは正しい姿勢に全神経を集中させるので、反り腰はだんだん改善されましたが、ピアノの時はまた別。

脱力しようとすると、腹筋もゆるんでしまい反り腰気味になっていました。

しかも、奏法を変えるまでは反り腰で座っていることに気づいていませんでした。

現代奏法は全身を連動させないと、良質な音を出すための力が上手く伝わっていきません。

試行錯誤しながら、反り腰を矯正してきたのですが、まだしっくりこない・・・。

ある時、先生から「もう少し椅子の位置を後ろにしては?」とアドバイスをいただきました。

少し後ろに椅子を下げてみると、みぞおちが自然な位置におさまりました。

私は腕が長いこともあり、通常の椅子の位置では違和感が大きかったようです。

椅子の高さはよく話題になりますが、前後の位置もとても大切なようです。

もしも、何をやっても上手くならない・・・と悩んでいらっしゃる方がいたら、椅子の位置も調整してみるのはいかがでしょうか。

それだけで全てが解決するわけではありませんが、もしかしたら弾き心地が変わるかもしれません。

初コンサート

今年初のコンサート鑑賞は、ピアニスト『ふみ』さんでした。

恥ずかしながら、私はふみさんのことを全く知りませんでした。

ふみさんは1997年生まれの北海道在住のピアニスト・YouTuberで、ポップスをアレンジして演奏されています。

今回は誘われてのコンサート鑑賞で、事前にYouTubeで演奏を試聴してみました。

検索してみると、

【年越し】今年も煩悩の数だけ(108曲)だけピアノ弾きます

という動画がありました。

へ?

108曲!?

7時間?

これはすごいピアニストさんだと直感で感じ、とても楽しみにしていました。

ポップスピアノのコンサートはもしかしたら初めてだったかもしれません。

おなじみのノバホールですが、和服の方、光沢のあるスカートの方、ふわふわのコートの方、何だか華やかです。

曲目はポップスに疎い私でも耳にしたことがある、日本人に愛されている曲ばかりです。

一曲目のアレキサンドロスやX JAPANの曲や千本桜、伴奏はトレモロの連続で、もしかしたらクラシックよりもテクニックが必要かも?なんて思うアレンジもありました。

歌のメロディーを奏でる音はとても優しく、耳をすませて聞いてしまいました。

そして、何より推進力のあるリズムとテンポ。

クラシックとは全く違いますが、演奏という点で大変勉強になりました。

明るい気持ちでホールを出ようとすると、何とふみさんご自身が立たれていて、ひとりひとりを見送ってくれていました。

新春、とても新鮮な経験ができました。

筑波山神社

今年のお正月は筑波山神社に行ってきました。

青空に赤い鳥居が美しいです。

中部地方に住む方をお連れしたのですが、その方が感動された景色に私はとても新鮮な印象を受けました。

それは、筑波山から一望できる関東平野です。

住民の自分には当たり前すぎる景色なのですが、他の地域の方には大変めずらしいものなのだそうです。

そう伺って並んで景色を見ていますと、

うん。

確かに見事な平野です。

遠くにはスカイツリーや東京の高層ビルも見えました。

3000年の歴史を持つといわれている筑波山。

古代の人々もこの雄大な景色を眺めていたかと思うと、なんとも言えない気持ちになりました。

あともうひとつ、新鮮に感じるできことが。

お連れの方の目に留まったのは、「ふくれみかん」風味の七味唐辛子。

ふくれみかんもつくば市民にとってはおなじみの果物なのですが、その方は初めて見たそう。

香りを気に入られたご様子でしたので、お土産に神社の近くで一つ購入。

てくてく駐車場まで歩いていると、お土産物屋さんの店先に置いてある七味が目に留まります。

ん?

神社から離れるごとにお値段が良心的に。笑。

結局複数購入したのですが、お店ごとに辛口だったり、ゴマ風味だったり、香り倍増だったり、それぞれ特徴があり、とても喜んでいただけました。

自宅用にも買ってきましたので、お料理に使うのが楽しみです。

おせち料理

手作りしたおせち料理ですが、今年は例年より残念な感じです。涙。

恥ずかしいのでちっちゃくしました。

買い替えたお鍋をまだ使いこなせず、固かったり、味がしみなかったり・・・。

昨年はお重に詰めるのを省略したので勘も鈍っていて、見た目もよろしくありません。

おにしめには緑を忘れているし、一の重のシリコン容器は場違いな感じだし、焼き豚は何だか白っぽいし・・・。

写真を撮ってみると、客観的に見られていいですね。

反省点は来年のために生かそう、と自分を慰めています。

ふと思ったのが、練習の録音です。

自分の演奏を見るのはがっかりするばかりで、あまり気が進まないのですが、録画録音の効果はとても大きいです。

次の自分のレッスンまでに仕上げたいショパンの即興曲3番、録画をしてよく見てみたいと思います。

そんなおせち料理ではありましたが、家族はありがたいですね。

みんな「美味しい!」と全部食べてくれました。

2025年ニューイヤーコンサート

昨晩、Eテレで放送されたウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートを見ました。

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団HPより

指揮はリッカルド・ムーティー。

ムーティーさんは2021年の無観客でのニューイヤーコンサーを指揮しました。

愛犬を携えて空港に到着されたマエストロは一段と風格が増しているようでした。

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団HPより

黄金のホールをより美しく彩るお花たち。

これだけのアレンジメントを施すにはどれだけの労力が必要なのでしょう。

クリスマスの後から、たくさんのお花屋さんや園芸家が協力し、「花の海」を作るそうです。

最高の舞台で演奏されるウィーンの音楽は、美しく優雅そのもの。

毎年何気なく聞いているのですが、最後には身を乗り出して見ている自分がいます。

そして、毎年最後の曲『美しき青きドナウ」でうるうるし、アンコールの『ラデツキー行進曲』でわくわくして終わります。

会場に満ちる幸福感は、たくさんの人の愛と優しさからもたらされるものなのですね。