○witterの登場で、コンサートの感想がすぐに読めるようになりました。
情報が簡単に得られるからこそ、自分の中を真っ白にして音楽を聞きます。
自分の中に何が起こるのか、静かに待ちます。
これが、私が実際に音楽を聞くときの状態です。
吉田秀和先生も、村上春樹氏も、本棚にしまっておきましょう。
幼稚な感想しか湧かないかもしれないのですが、音楽は許してくれます。
○witterの登場で、コンサートの感想がすぐに読めるようになりました。
情報が簡単に得られるからこそ、自分の中を真っ白にして音楽を聞きます。
自分の中に何が起こるのか、静かに待ちます。
これが、私が実際に音楽を聞くときの状態です。
吉田秀和先生も、村上春樹氏も、本棚にしまっておきましょう。
幼稚な感想しか湧かないかもしれないのですが、音楽は許してくれます。
音楽の好みというのは、誰でもあるものだと思います。
私も、好きと嫌いがはっきりしています。
お気に入りの奏者、曲、または楽器やジャンル・・・、そればかりを聞いていると、自然と範囲は限られてしまいます。
時々、私は誰かの好み、今でいう ”推し” に乗っかってみることがあります。
そのようにして最近聞いてみたのが、ボーカロイドのIAです。
私には理解不能なのですが、それでもコンピュータが繰り出す独特のグルーブ感が刺激的に感じました。
IAは極端な例ですが、ピアノ仲間の好きなピアニストの演奏を聞いてみると、たくさん収穫があります。
素晴らしかった!だけれど、私の好みとはちょっと違う…ということがほとんどなのですが、自分が求めている音楽を知るきっかけになるのです。
友人が好きなルガンスキー。
迫力あるテクニックがすごすぎます。
完成された演奏に、プロフェッショナルな演奏家はここまで音楽を作らないといけないことをあらためて感じました。
自分の先入感を無くすためにも、たまには誰かに手をひいてもらって、知らない場所に行くのもいいものです。
私は村上春樹の作品が好きで、ほぼ全て読んでいます。
村上春樹はクラシック音楽に造詣が深く、小説の中にたくさん名曲が登場します。
『海辺のカフカ』に、若いトラック運転手があるクラシック音楽を聴き、人生の転機を迎えるという場面があります。
確かその曲は、大公トリオだったと思います。
演奏は百万ドルトリオと呼ばれた、ヴァイオリン=ハイフェッツ、チェロ=ファイアマン、ピアノ=ルービンシュタインです。
敬愛するルービンシュタインが出てきて大興奮。
早速大公トリオを聞いてみたものです。
読書をきっかけに音楽を聞く。
楽しい音楽の聞き方の一つです。
音楽の聞き方というのは、実は様々な行為があることに気づきました。
例えば、私は大学生の頃、音楽評論家の吉田秀和先生の本を読み漁っていました。
先生の本に出てくる、演奏家や曲を聞いてみる。
自分が好きなピアニストについて、先生がどんな意見なのかページをめくる。
知識も経験も無い自分にとって、吉田秀和先生の本は音楽の世界を旅する地図でありガイドであり、大きな憧れでありました。
何より、わかりやすくてユーモア溢れる先生の文章を読むのが楽しくてしかたがありませんでした。
自分の世界が押し広げられ、それまで理解ができなかった音楽の魅力に気づくことができました。
音楽を聞くとは、そこだけで完結することのない深い行為なのですね。
今日、生徒さんから質問を受けました。
「どうやって音楽を聞くのが良いのでしょうか?」
ものすごく難しい質問です。
正直に言うと、私は何も考えずに聞いているのです。
普通、人は音楽をどうやって聞いているのでしょう?
私自身は、物心ついた頃から、おもちゃのようなレコードプレーヤーやカセットデッキを与えられ、自分でレコードやカセットテープを聞いていました。
ただただ聞く。
ひたすら聞く。
何にも考えません。汗。
聞くというより、感じる、音楽に身を委ねてしまっているかもしれません。
音楽を聞く。
もう一度考えてみよう。
深く考えてみる価値のある質問に感謝です。
今日は立冬です。
暦の上ではもう冬なのですね。
実際の季節もますます秋が深まっています。
近所の楓(かえで)の木も色づいてきました。
つくばは街路樹が多く、大きな木を見上げることも日常の楽しみの一つです。
季節のうつろいをしみじみと感じることができます。
深まる秋、何か新しい曲に取り組んでみようかしら。
ケイトウのお花、フワフワしていてかわいいです。
ピアノの音でフワフワを表現することはとても難しく感じます。
ひたすら、自分の弾く音に耳をよせます。
響きを追っていると、自然と身体のよけいな力が抜けていきます。
「力を抜こう」と意識してしまうとうまくいかないもの。
響きに集中した方が、わたしは脱力している気がします。
フワフワと柔らかな音が出せるようになりたいです。
大きいレモンをいただきました。
生徒さんのお庭になったそうです。
きれいな楕円形で、まだほんのり緑色です。
実りの秋、果物が続々我が家にやって来ます。
りんごにみかんに柿にラ・フランス。
果物好きの私にはたまりません。
レモンはレモンティーにして。
果物は朝食かおやつの時にありがたくいただきたいます。
雨が上がったお昼過ぎ、友人から電話があり、近所の公園で待ち合わせ。
ちょうどピアノの練習が一区切りついたのでお散歩しながらおしゃべり。
落ち葉の絨毯がきれいでした。

それにしても、外の空気を吸うととてもリラックスできます。
ベートーヴェンも散歩をしながら曲の構成を練っていたとか。
私にもインスピレーションが下りてこないかしら?
中学生の生徒さんからリクエストをもらいました。
ビートルズのヘイ・ジュード。
名曲です。
シンプルなコード進行と素直なメロディー。
ですが、胸をうつせつなさと、励まされるような力強さも感じます。
私はあまりビートルズのことを知らないのですが、当時爆発的なヒットになったことがうなずけます。
きっちりとビートを刻みつつ、詩の持つリズムを上手く弾くことができたら原曲に近くなると思います。
さあ、どんな演奏になるでしょう。
この生徒さんの次のレッスンが楽しみです。