カテゴリー別アーカイブ: レッスン

靴下にゃんこ

ある生徒さんのレッスンバッグが新しくなっていました。

靴下にゃんこ。

かわいい〜♪

拍子不明、調性不明ですが楽譜も書かれています。

家庭科の授業で作ったそうです。

何でも買える世の中ですが、手仕事には値段が付けられない価値があります。

音楽も無料で聞くことができるYouTubeもあれば、チケットが何万円もする演奏会があります。

自分自身で練習を重ね、丁寧に奏でた音楽には格別の価値があるものだと私は思っています。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

不思議な音の国 読譜

小さなピアニストと先生そして保護者のためのピアノ教本『不思議な音の国』の読譜指導のことです。

小学校入学前の3〜6才までのピアノのレッスンで、楽譜を見ながらピアノを弾くということについてなかな良い解決策を見出せていなかったのですが、『不思議な音の国』で足がかりを得ることができました。

私は6才くらいまでは、知的な教育よりも、感覚を養う教育が良いと考えています。

読譜(楽譜を読むこと)もなるべく感覚を大切にしたいと思っています。

「一点ハ音は高音部譜表の加線である下第一線に書きます。」

なんて説明をしても、小さなお子さまの心に届くことはありません。

『不思議な音の国』では、楽譜を音楽のお城に見たてて、読み方を覚えていきます。

例えば、真ん中のド(一点ハ音)は、

王さまが座る立派ないす

となっています。

イラストにも威厳のある王さまがドラゴンを従えて描かれています。

なんだかワクワクしませんか?

このように、読譜についても想像力を駆り立てる工夫がされています。

そして、真ん中のドを覚えたら、楽譜をみながらピアニストのようにしっかりとした指としなやかな腕でドを弾きます。

砂に水が染み込むように音楽体験を吸収する小さいお子さまの感性、大切に大切に接していきたいです。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

初レッスン

昨日は今年のレッスン初めでした。

風邪やインフルエンザの生徒さんもおらず、「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!」とお互いに明るく新年の挨拶をしました。

元気な皆さんの笑顔に再会できて幸せいっぱいです。

どの生徒さんも楽しく穏やかなお正月を過ごされたようで、表情がほんわかとしていました。

ピアノの音も柔らかくあったかい音色でした。

レッスンの合間のティータイムに、お土産のうなぎパイをいただきました。

いそがしさに負けず、ちょっとしたひと時を大切に、心にゆとりを持って過ごしたい。

今年の目標の一つです。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

アヴェ・マリア

昨日のレッスンでのできごとです。

クリスマスにちなんで、シューベルトの『アヴェ・マリア』を弾いている生徒さん、前奏のリズムが楽譜と全く違っていました。

私はすかさず、「リズムが違うんじゃない?」と指摘しました。

すぐに、正確なリズムで弾き直した生徒さん。

その後に、ハッとするような一言がありました。

「・・・何だか、曲の雰囲気に合っていない・・・。」

私は、生徒さんに平伏して謝りたい気持ちになりました。

私の頭の中には「楽譜に忠実で無ければいけない。」という思考がガチガチに固まってしまっていたのです。

リズムや音の間違いを指摘することは、重要ですが一番簡単な指導です。

ただ「違います」というだけでなく、生徒さんがどうしてこのように弾いているのか、もっと心を砕いて聞かなければいけない。

猛反省の一コマでした。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

干しいも

今日のレッスンでの一コマ。

生徒さん「今日、ショックなことがあった・・・。」

私「え?どうしたのお?」

生徒さん「わあ〜ん!」とソファに突っ伏してしまいまいました。

生徒さん「車の中で大好きな紅はるかの干しいもを食べてたの。

おいしい!おいしい!って食べてたら、あれこんなにちょっぴりしかなかったかな?と思いながら車から降りようとしたら、むにゅってしたの。

何かなあと思ったら、紅はるかだった〜。

靴で踏んじゃって食べられなかった。

わあ〜ん。」

私&前時間帯の生徒さん、悪いと思いながらもこの悲劇に大爆笑!!!

茨城の誇る名産品、干しいも。

もちろん私も大大大好きです。

いつかレッスンの時に準備しておくから一緒に食べようね。

帰りがけ、その生徒さんの靴底にしっかりとほしいもが食い込んでいました。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

不思議な音の国 勉強会

ロシア人のピアノ指導者イリーナ・ゴリン先生が作ったテキスト『不思議な音の国』の勉強会に参加してきました。

小さな子ども向けのロシア奏法指導法を学ぶ機会はなかなかありませんので、貴重な勉強会です。

このテキストを使っている先生方のお話を伺ったり、イリーナ先生のレッスン動画を一緒に見たり、海外のテキストを見たり、大変勉強になりました。

その中でも、主催して下さった先生が弾いて下さった『秋』という曲。

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この曲では、フレーズに合わせたレガートを学びます。

百聞は一見にしかず。

なるほど、レガートはこういう風に弾くのね!と思うのと同時に、わかったつもりでいた自分を大いに反省しました。

ピアノでレガートに弾くというのは大変難しいことです。

巨匠と呼ばれるピアニストでさえも、オペラ歌手のように、またはバイオリンのようになめらかで華麗に歌うフレーズには苦心をしているそうです。

簡単な曲でも、いえ簡単な曲こそ美しく。

きれいなレガートを追求していきたいと思います。

ところで、この『秋』の歌詞はこうです。

日がちぢんで

年がくれる

さよなら夏

雨よこんにちは

イラストにも雨の絵があります。

日本で雨といえば6月ですが、ロシアでは秋に冷たくふる雨に詩情を感じるのですね。

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迷い

「良いところなんて全然無い。」と、レッスン中にポツリと呟くAちゃん。

一週間で、かなりのレベルまで練習してきたのに、自分の演奏に納得がいかないようです。

彼女の美意識は相当なものです。

曖昧な響きの音を一切受け付けません。

どんな音で弾いたら良いのか・・・。

こんな迷いが出てきたことを、私はすごい成長だと思っています。

きっと、自分の中にこんな風に弾きたいという、ぼんやりとしたイメージができてきたのだと思います。

それをどうやって指導者が引き出してあげるか。

私も気を引き締めて、次のレッスンに臨みたいと思います。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

ある意味『神』

うちの教室で一番のファッショニスタ・Mちゃん。

「先生、私今日はすごくヘンなTシャツを着ているんです。」

そう言って、上着を脱いでくれました。

じゃじゃーん。

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私「何これ〜〜〜。」大爆笑!!!

普段は髪型から靴下まで可愛くキメてるいつものMちゃんとのギャップがありすぎて、笑いが止まりませんでした。

大きな『神』の下にある GOKIGEN-FACTORY (ごきげん ファクトリー)にも笑わせてもらいました。

部活の時に、おもしろTシャツを着るのが流行っているそう。

このしなやかな若い感性。

大好きです。

Mちゃんは、ピアノも急成長中。

ちょっとしたアドバイスを、砂に水が染み込むように取り入れて、実践してくれます。

今弾いている曲を、最高の響きで完成できるよう、一緒にがんばりたいと思います。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

リスト

現在、Hちゃんがリストの『ラ・カンパネラ』を練習中です。

跳躍につぐ跳躍がこの曲の演奏を難しくしていますが、Hちゃんはそれはそれは耳が良いので、音と鍵盤の位置を耳でしっかりととらえています。

完成が楽しみです。

リストは現代奏法のピアニズムを身につけるためには、絶対に避けて通れない作曲家だと、私は考えています。

なぜなら、リストが現代のピアニズムの源流だからです。

華やかな超絶技巧から織り出される、流れるような美しい音楽。

ピアノを歌わせるために必要なテクニックがぎっしりと詰まっています。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

おじいちゃん

今日いらした高校生の生徒さんからとても良いお話を聞きました。

Kちゃんのおじいさまは目がお悪いそうです。

そのおじいさまの家に、Kちゃんは頻繁に会いに行っているそうです。

おじいさまは、Kちゃんのお顔を見ると、「焼けたねえ。」と毎回おっしゃるそうです。

Kちゃんは運動部で大活躍中ですので、太陽はお友だちなのです。

私「おじいちゃん、しっかり見えているわね。良かった!」

Kちゃん「顔が焼けていて歯が白いからコントラストがはっきりしているみたいです。」笑顔。

なんて優しい女の子でしょう。

Kちゃんのおじいさまに対する温かい気持ちにじーんとしました。

Kちゃんは現在ショパンの「雨だれの前奏曲」を練習中。

運動神経抜群で明るく優しいKちゃんですが、ピアノの音は大変繊細です。

きっときれいな「雨だれの前奏曲」になると思いますので、完成したらぜひ録音しておじいさまに聞いていただきたいです。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】