f(フォルテ)強く
p(ピアノ)弱く
音楽用語ではこのようになっています。
ですが、ピアノを学んだ人なら誰でもわかると思うのですが、実際の音楽では、もっといろんな意味が込められています。
私が使用している教本『不思議な音の国』では、fとpはキャラクターとして登場します。
陽気だったり、
物静かだったり、
怖がりだったり、
大胆だったり。
fとpが出てくる章は、私がこの教本に感じる大きな魅力の一つになっています。
f(フォルテ)強く
p(ピアノ)弱く
音楽用語ではこのようになっています。
ですが、ピアノを学んだ人なら誰でもわかると思うのですが、実際の音楽では、もっといろんな意味が込められています。
私が使用している教本『不思議な音の国』では、fとpはキャラクターとして登場します。
陽気だったり、
物静かだったり、
怖がりだったり、
大胆だったり。
fとpが出てくる章は、私がこの教本に感じる大きな魅力の一つになっています。
私の恩師の一人であるピアニストR先生から教えてもらったことがあります。
ベートーヴェンとショパンはかなりの練習を必要とします。
反対にドビュッシーはそんなに練習しなくても良い。
いえ、凡人の私にとってはドビュッシーだって、たった一曲を仕上げるためにかなりの時間を要します。
ですから、ベートーヴェンやショパンに至っては丸1年弾き続けるということだってあります。
ショパンコンクールのショート動画で、
” How much do you practice? “
「あなたは何時間練習しますか?」
という質問に出場者が答えるものがありました。
一番多かった答えは、一日6〜8時間というものでした。
あの天才的な出場者たちも、ショパンを弾くために一日の大半をピアノに向かって過ごしているのですね。
現在、ポーランドのワルシャワではショパンコンクールの予備予選が行われています。
連日弾かれるショパンのエチュード。
私も作品10-1を練習中です。
ちゃんと弾くのは大学生以来です。
言ってしまえばアルペジオのみの曲なのですが、ハノンのアルペジオとは全く異質のものです。
指くぐりはなく、手を開く、閉じるの繰り返し。
ショパンコンクールの出場者はものすごいスピードで、鍵盤の上を縦横無尽に駆け上がり駆け下ります。
練習曲といえどもショパンです。
詩情が大切、と私は考え、そこを目指して練習しているのですが。
もたもた、うろうろ、
いや、本当に難しいです。
ショパンコンクールに出ている世界中の天才たち、尊敬しかありません。
藤田真央さんの熱情第3楽章を聞くことができます。
輝かしい音。
不必要なルバートの無い音楽は逆にグルーブ感を醸し出します。
ベートーヴェンなのに軽やかでありながら軽薄で無い音楽は藤田真央さんならではですね。
伝統的なベートヴェンとは違うかもしれませんが、魅力満載です。
今練習しているドビュッシーの「ラモーを讃えて」。
繊細な和声でありますが古典的な雰囲気を出さなければいけません。
強弱記号もたくさんあり、その都度ニュアンスを変えないと。
指が力みがちな私、頭がパンクしそうです。
コーヒーを淹れ、いただきもののゴディ◯で休憩。

このコーヒーカップと小皿はタイのセラドン焼きです。
私はセラドン焼きが大好き。
ぽってりとした厚みと素朴な優しい色合いになぜか心惹かれるのです。
しあわせなひと時です。
頭をスッキリさせて、もう一度ピアノに向かいました。
昨晩、Eテレで放送されたウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートを見ました。

指揮はリッカルド・ムーティー。
ムーティーさんは2021年の無観客でのニューイヤーコンサーを指揮しました。
愛犬を携えて空港に到着されたマエストロは一段と風格が増しているようでした。

黄金のホールをより美しく彩るお花たち。
これだけのアレンジメントを施すにはどれだけの労力が必要なのでしょう。
クリスマスの後から、たくさんのお花屋さんや園芸家が協力し、「花の海」を作るそうです。
最高の舞台で演奏されるウィーンの音楽は、美しく優雅そのもの。
毎年何気なく聞いているのですが、最後には身を乗り出して見ている自分がいます。
そして、毎年最後の曲『美しき青きドナウ」でうるうるし、アンコールの『ラデツキー行進曲』でわくわくして終わります。
会場に満ちる幸福感は、たくさんの人の愛と優しさからもたらされるものなのですね。
ベートーベンは、「バガテル」を数曲書いています。
「バガテル」はフランス語で、「ちょっとしたもの」「つまらないもの」という意味です。
今、7つのバガテルop.33を練習しています。
ほとんどがシンプルな三部形式でさりげない音楽なのですが、全てにベートベンらしさが詰まっていて、つまらないどころか魅力満載の作品です。
意外な転調であったり、繰り返されるリズムであったり、独創的な曲調に魅了されています。
しかし!
この簡単な曲を美しく弾くのは至難の技です!
まず、美しい響のある音で弾けなければ話になりません。
速い音型のところは、軽やかさが要求されます。
シンプルな分散和音の伴奏を音楽的に弾くには?
バスを強調してみたり、薄くペダルを踏んでみたり、もう完全な迷走状態です。
そして、歌うようなレガート。
あまりにできなくて涙が出そうです。
それでも、ベートーベンの音楽は惹きつけてやみません!
自分で納得できる音で奏でることができるようになったら、ぜひ生徒さんにも弾いてもらいたい作品です。
のぐちピアノ教室のピアノは20歳を迎えました。
私たちの演奏で、音を出してくれる大切な楽器です。
この夏、オーバーホールを行いました。
調律師さん2名の方が、近くのホテルに一週間滞在しながらの、作業でした。
朝9時には教室に来てくださって、夕方6時までずっとひと部屋にこもっての修繕作業です。
どれだけ心身ともにお疲れだったことでしょう。
でも、作業の様子が見たくて時々覗きに行くおじゃま虫の私にも、いつでも優しい笑顔で説明をしてくれました。
それにしても、作業の細かさ複雑さには驚きです!


古い接着剤を丁寧に剥がしたり、小さなフェルトをミリ単位で裁断したり、金具をミクロ単位!で調整したり。

弦を外したり張ったりは力のいる仕事です。



・・・ピアノの内側もきれいにして頂きました。クリップやシールや鉛筆や付箋が出てくる出てくる。汗・・・
仕上がりの音に関しては、事前にメールでご相談していましたが、基本的には調律師さんにお任せです。
もう、30年以上調律をお願いしている信頼感がありますので、不安は全くありません。
最終日、最初の音を出したときの新しい音。
生まれたばかりの音の響きです。
今までどちらかと言うと優等生な音のピアノだったのですが、今度はややじゃじゃ馬な感じがします。笑。
今後一年間の間に、6回ほど調整が続きます。
どんな音に育っていくのか。
とても楽しみです。

ショートスリーパー
ロングスリーパー
という言葉があるそうです。
短時間睡眠で大丈夫な人=ショートスリーパー
長時間眠る人=ロングスリーパー
私は毎日8時間は寝ています。汗。
5時間寝れば十分という友人がいますが、私には絶対無理。
体質なのでしょうか?
私は小さい頃からよく寝る子どもだったようです。
今でも覚えているのですが、幼稚園のお昼寝で、私は目をつむればすぐに寝付き、目が覚めると教室の隅っこに布団を移動されていて、お友だちは既にお遊び始めているのです。汗。
ショートスリーパーの友人からは「そんなに寝てると人生早く終わっちゃうじゃん。」との言われよう。
でも、仕方ありません。
寝不足の日は、頭がぼんやりして全く使い物にならないのです。
睡眠時間をしっかり確保すること。
ショートスリーパーの人よりも活動時間は短くなりますが、せめて活動の質を高めたいものです。
私には練習時間を確保すること以上に大切です。
エルトン・ジョンが好きな生徒さんがいます。
私「次に弾きたい曲ありますか?」
生徒さん「エルトン・ジョンの “Goodbye Yellow Brick Road” か、”I guess that’s why they call it the blues” がいいんですけど、先生が選んでもらえますか?」
レッスン後、早速この2曲をYouTubeで聞いてみました。
・・・恥ずかしながら、私はエルトン・ジョンの曲で知っているのは映画ライオンキングの “Can You Feel the Love Tonight” だけなのです・・・
一回聞いただけで答えが出ました。
優しく切ないメロディーに感激です。
一度聞いたら忘れられない音楽はそんなにありません。
自分でもピアノだけでなく弾き語りにチャレンジしてみるつもりです。
次のレッスンが今から楽しみです。