カテゴリー別アーカイブ: 音楽

和音

横浜の港が見える丘公園にはバラ園があります。

たくさんの品種が植えてあり、名前を見るだけでもとても面白かったです。

その中のひとつ『和音』

インターネットで調べてみると、柔らかなクリーム色の花が咲くようです。

音楽の和音とは、その名の通り、複数の音を当時に和となして鳴らすことです。

難しいようですが、基本は音階上に規則正しく音を重ねていきます。

ドミソ

レファラ

ミソシ

ファラド

ソシレ

ラドミ

シレファ

ドミソ

この和音を理解すると、ピアノ曲を弾く時に、主に左手で弾く伴奏がとても楽になります。

複雑な曲になればなるほど、和音の分析が役に立ちます。

専門的には和声楽と呼ばれるものなのですが、これは西洋音楽の神髄でもあります。

和声楽については生涯にわたって学んでいきたいと思っています。

そして、生徒さんへご指導する時、活用していきたいです。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

楽譜のたんす

春休みに横浜に行ってきました。

山手西洋館を散策しました。

そのなかの一軒、エリスマン邸に、こんなたんすがありました。

楽譜入れだそうです。

DSCN0340

凄い立派ですね。

DSCN0338

中を見てみたかったのですが、お手をふれないで下さい、の注意があったのであきらめました。

小船幸次郎氏は作曲家・指揮者の方だそうです。

今は楽譜作成ソフトがありますから、楽譜を書くのも楽になりましたが、当時は全て手書きです。

(あ、今でも手書きの作曲家はいると思いますが。)

こんなたんすに楽譜を入れて、整理していたのですね。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

 

楽器について2

グランドピアノを持つだけで上手になる。

つまり、グランドピアノでなければ、大曲を「弾くことはできない」。

いつの間にか、そんな考えが確立してしまいました。

この考え方は、私を縛りつけました。

指導者になって、しっかりした強い音が出ない生徒さんや、

どうしても優しい音色が出せない生徒さんに対して、

「この子のおうちは電子ピアノだから」という思いが心に出てきてしまうのです。

グランドピアノ、

ううん、

せめてアップライトピアノを持っていれば、

この子はもっと上手になるのに。

でも、生徒さんのご家庭の事情は様々です。

私にできることって何だろう?

長い間、自問自答を繰り返してきました。

ある時、生徒さんにすすめられて、

ピアニストの反田恭平さんのドキュメンタリーを見ていると、

反田さんが自室の電子ピアノで練習しているシーンが映し出されました。

たぶん6畳間くらいのお部屋でしょうか。

古い電子ピアノを弾きながら、

「これがなかったら、夜は練習ができなかった。大切な楽器。」

というようなことを反田さんが言いました。

反田さんは、他のお部屋にグランドピアノを持っていたようです。

でも、防音設備は無かったようですので、

きっと夜間は電子ピアノで練習していたのでしょう。

私は、アップライトピアノで練習していた頃のことを思い出しました。

自分のアップライトピアノで、来る日も、来る日も、

ツェルニーやバッハやソナタを練習する毎日。

グランドピアノでなければできないことがある、

というのは事実ではあるけれど、

持ってないから、とか、

電子ピアノだから、とか、

理由をつけて諦めてしまっては、本当にそこで終わってしまう。

与えられた条件の中で、努力することが何より大切なんだ。

ようやく、そんなあたりまえのことを理解することができました。

今では、どんな生徒さんに対しても、

きれいな音色を指導することに、一切妥協はいたしません。

おうちの楽器が、たとえキーボードであったとしても、丁寧に弾いてもらいたい。

音楽を楽しんで、愛してもらいたいです。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

楽器について

皆さんは、どんな楽器でピアノを練習していますか?

はい、グランドピアノです。

と、答えられるのは、ほんの少しの恵まれた方だと思います。

私も、高校まで、アップライトピアノで練習をしていました。

私にとっては、アップライトピアノだって、何より大切な愛器でした。

その愛用のアップライトピアノで、毎日練習をして、レッスンに行っていました。

でも、

あれだけ家では弾けていたのに、先生のグランドピアノでは思うように音が鳴りません。

アップライトピアノと、グランドピアノでは、構造が違うので当然です・・・。

グランドピアノが欲しい。

私の切なる願いでした。

そして、その後に、縁があってグランドピアノを譲っていただくという、幸運が訪れました。

グランドピアノで練習をするようになって、今まで苦労していた、ショパンのエチュードも、何とかまともに弾けるようになってきました。

楽器を変えるだけで、こんなにできるようになるなんて!

驚きとともに喜びでいっぱいでした。

つづく

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

ニコライ堂

御茶ノ水にある病院に入院している友人のお見舞いに行ってきました。

逆光で暗い画像になってしまいましたが、通りがかった『ニコライ堂』です。

御茶ノ水界隈は、このニコライ堂や湯島聖堂や、お堀や坂や、歴史を感じられる場所がたくさんあります。

そして、楽器屋さんもたくさんあって、時間があったらもっとゆっくりと見たかったです。

・・・

お見舞いに行った友人は書道の先生です。

今、かなり難しい病気にかかっていて、入院して治療を受けています。

この友人に数回ですが、添削で硬筆を教えてもらったことがあります。

その時のお手本「二度とない人生だから」。

何気ない毎日が本当にかけがえのない時間だということを、この友人に会うと気づかせてもらえます。

二度とない人生、私はどう過ごしていきたいのだろう?

リスクがなければ、面白くない

ゆったりとした時間を持ちたい切望していても、慌ただしく毎日が過ぎて行ってしまいます。

テレビには、録画しただけで観ていない番組がたくさんです。

その中から、昨年放送された『樫本大進・NHKプロフェッショナル仕事の流儀』をやっと観ました。

樫本大進さんは、バイオリニストでベルリンフィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターです。

その樫本大進さんの言葉がぐっと心に来ました。

「リスクがなければ、面白くない。」

「音は弾く前に想像しないと出てこない。」

「誰も開けてくれないので。自分でやるしかないので。開けるのは。」

すごい、チャレンジ精神です。

樫本さんは17才の時にロン=ティボー国際コンクールで1位になり、ソリストとして活躍していました。

ベルリンフィルのコンサートマスターに就任したとニュースで聞いた時は、すごい!と思うと同時に、ソリストで活躍しているのにどうしてオーケストラの一員になるのかしら?と思ったものです。

「もっと上へ行こうと思えば行けるものなので。

止まっちゃったら終わり。

だから常に不満なんですよ。

上に行けば行くほど見えてくるし、そっちを欲しがっちゃうものじゃないですか。

いつも不満でいるということですよね。」

私は、人間は『創造』する生き物だと思っています。

少しでも今の自分を進化させたい。

それが人間に備わった本能なのではないでしょうか。

そして、樫本さんは語りました。

「音を楽しむ。自分が楽しまないとお客さんも楽しめない。」

音楽はこの言葉に尽きるとと思います。

楽しい。

だからこそ、忍耐のいる練習を続け、たどり着くにはあまりに苦しい高みを目指して行けるのだと思います。

いつか、ベルリンに行って、樫本さんがコンサートマスターを務める演奏会を聞きに行きたいです。

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NHKのホームページより

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】