カテゴリー別アーカイブ: 音楽

リスト

現在、Hちゃんがリストの『ラ・カンパネラ』を練習中です。

跳躍につぐ跳躍がこの曲の演奏を難しくしていますが、Hちゃんはそれはそれは耳が良いので、音と鍵盤の位置を耳でしっかりととらえています。

完成が楽しみです。

リストは現代奏法のピアニズムを身につけるためには、絶対に避けて通れない作曲家だと、私は考えています。

なぜなら、リストが現代のピアニズムの源流だからです。

華やかな超絶技巧から織り出される、流れるような美しい音楽。

ピアノを歌わせるために必要なテクニックがぎっしりと詰まっています。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

ピアノの森 第23話『ヒーロー』

ピアノの森、第23話『ヒーロー』の感想です。

以前の放送時、23話・24話を逃していたのです。

クライマックスの回を逃すなんて、とほほ・・・。

再放送で無事に見ることができ、半年ぶりの感想です。

カイは自分のピアノ協奏曲第1番を世界中に届けることができました。

涙を浮かべる阿字野先生。

最後の奏者はポーランド人のレフ・シマノフスキです。

レフは、交通事故のために意識の無いお姉さんエミリアのために演奏します。

エミリアが好きだった第2楽章を弾きながら、エミリアを想い涙が止まらないレフ・・・。

・・・ショパンのピアノ協奏曲はどうしてこんなに涙を誘うのでしょう。

優しさ溢れるこの曲の向こう側には、たくさんの涙があるからでは無いでしょうか。

悲しい涙を流したことがある人だけが、本当の優しさを知っているのだと思います。

きっと、ショパンもカイやレフのように優しい家族に愛され、溢れ出るたくさんの想いがこのピアノ協奏曲になったのでしょう。

全ての演奏が終わり、いよいよ結果が発表されます。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

アイネ クライネ ナハト ムジーク

8月も残り数日になってきました。

夏が大好きな私。

今年も猛暑にめげず満喫しました。

この夏いちばん楽しかったできごと。

それは、バイオリンの伴奏をしたことです。

え?

夏とは関係ない?

あはは。

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曲はモーツァルトの『アイネ クライネ ナハト ムジーク』K.525です。

バイオリンの伸びやかな音色に合わせて弾く、トレモロの伴奏が美しくて、音楽の楽しさを堪能しました。

そして、とても勉強にもなりました。

ピアノの独奏曲は、当たり前のことですが、必ずメロディーを自分で弾きます。

ピアノは、その主旋律だけでなく、内声や伴奏に出てくる旋律も所々浮き立たせて弾くことが、とても大切なのです。

音楽に立体感を出すためには必須のテクニックです。

それが、ヴァイオリンの伴奏だと、より自然に意識ができるからです。

アンサンブルの経験は大切だなあ、とあらためて認識しました。

全楽章を何回か繰り返し、気がつけば外は薄暗くなっていました。

あっという間に楽しい時間は過ぎてしまいますね。

うちの教室にはバイオリンがあります。

このバイオリンは、生徒さんに見せるためだけの楽器で、たまーに私がギ〜ギ〜とキラキラ星を弾くだけ、というなんとも哀れなバイオリンです。

数年前、その哀愁漂うバイオリンを始めてきちんと弾いて下さったのが、この日いらした知人です。

今回はご自分の愛器をご持参くださいました。

次回のセッションをお約束して、この日はお開き。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

美音

『美音』

これ無くして、現代のピアノ演奏は成り立たない。

と私は切に感じています。

『美しい音』を追い求めて、私は日々ピアノを弾いています。

そうしないと、ミス無く弾けるようになったとしても、全く満足できないからです。

ゴツゴツとした退屈な音の連続が私には耐えられません。

ただただ楽譜を目で追い弾くだけの行為は苦痛でしかありません。

それは、小さいお子さまでも同じことだと思います。

いいえ、素直な子どもだからこそ、退屈極まりない音には見向きもしません。

心が動く、感動を呼ぶ音を出してほしい。

いつでも、生徒さん自身、自分の出す音に満足ができるレッスンがしたい。

ずっと願ってきたことなのですが、なかなか手がかりを得ることができませんでした。

でも、ようやく道が見えてきました。

今、その指導法を整理しているところです。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

第16回チャイコフスキー国際コンクール

65506320_2799640803403092_2383651817864036352_n今年は、4年に一回開催されるチャイコフスキー国際コンクールがありました。

もちろん見ましたとも。

寝不足でふらふらになりながらも、見ずにはいられない若きピアニストたちの熱演!

そして、やりました。

藤田真央さんが見事第二位に輝きました。

藤田真央さんの演奏する、ショパンのピアノソナタ第3番ロ短調作品58。

第2楽章と第3楽章の美しさに、涙が溢れました。

なんて、ロマンチックな演奏でしょう。

ピアニストなら誰でも表現したいと思う、限りなく繊細なメロディー。

心に鳴り響く音を表現したくても、ショパンの曲はなかなかそれを許してはくれません。

それを可能にした藤田さんの音楽性とテクニックにただただ魅了されました。

とうとう日本からも世界標準レベルのピアニストが誕生しました。

(画像はチャイコフスキー国際コンクール公式facebookよりお借りしました。)

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

medici tv からメールが来ました。

Dmitry Masleev and Mikhail Jurowski play Rachmaninov’s Concerto No. 3

絶対見る!!!

Dmitry Masleev(ドミトリー マスレエフ)さんは、2015年に開催された第15回チャイコフスキー国際コンクール・ピアノ部門の優勝者です。

ロシア出身の30歳のピアニストです。

曲はラフマニノフのピアノ協奏曲第3番でした。

ワクワクが止まりません。

第1楽章のカデンツァはossiaではありませんでしたが、ものすごいスピード感があり、最高にクールな演奏。

第2楽章からはオーケストラとも息がぴったり合って来たようです。

そしていよいよ第3楽章。

なんというエネルギーでしょう。

一瞬のためらいもなく音楽を推し進めて行くには、強靭なテクニックが不可欠。

マスレエフさんの技術の高さを存分に発揮したフィナーレでした。

それにしても、20年ほど前までは、このコンチェルトを弾くピアニストはそう多くはなかったと思います。

でも、今ではコンクールのファイナルでは10代のピアニストでも演奏します。

ピアノ界は確実に進歩しています。

マスレエフさんは、ピアノ界を牽引する若手実力者であることは確かです。

来年の来日公演が待ち遠しいです。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

新緑

新緑が美しい。

つくばが一番輝く季節です。

ショパンのバラード第4番の序奏。

新緑の葉を揺するような、優しい風のように弾けたら・・・。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

ピアノの森 第22話『ショパンの生まれた国で』

ピアノの森、第22話『ショパンの生まれた国で』の感想です。

ショパンコンクールの本選、いよいよカイの出番です。

演奏するのは協奏曲第1番。

この曲を、どう言葉で表したらいいのでしょうか。

ホ短調の和音から始まるピアノはこの上なく美しく、胸が締め付けられるように切なく、触れたら壊れそうなくらいの繊細さ、希望に満ち溢れた明るいメロディ・・・。

ショパンの最高傑作を、凡人の私が語ることはできません。

カイの演奏は、森の中から、高い空のはるか彼方まで広がって行きます。

「自由だ!」

カイは心の中で叫びます。

私たちが音楽の中で感じる喜び、それは何ものにもとらわれない『自由』にあるのだと思います。

自然であること。

自由であること。

自分自身であること。

カイは自分の力で広い世界に出ることができました。

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ピアノの森 第21話『あなたが生きた証に』

ピアノの森第21話『あなたが生きた証に』の感想です。

優勝候補の本命と言われているパン・ウェイ。

本選の曲を協奏曲の2番から1番に変更し、ステージへ臨みます。

今までの冷たさを感じるような完璧な演奏に、人間らしい温かさが加わった演奏に、本人も戸惑っています。

心地よさに身を委ねピアノを弾くパン・ウェイ。

お母さんにも感謝の気持ちを抱きます。

ショパンは2曲協奏曲を作曲しました。

私は、この二つの協奏曲を、太陽と月のように感じています。

独立した曲なのですが、二つで一つのように感じるのです。

颯爽とした1番。

その颯爽とした姿の内面を見せてくれる2番。

もしもパン・ウェイが2番を演奏していたら、どんな音楽を聞かせてくれたのでしょう。

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ピアノの森 第20話『パン・ウェイの真実』

ピアノの森、第20話『パン・ウェイの真実』の感想です。

・・・

でも、今回はマジメな感想はお休み。

佐賀先生に全部持っていかれました。笑。

これまでの回でも、カイの演奏シーンで必ず登場していた佐賀先生。

コンクール会場の客席で、カイの演奏を聞いては、いちいち頬を染めているのが気になって仕方がありませんでした。笑。

カイがお気に入りのマリアちゃんだったとは!

浪速音楽大学学長の肩書を持つ佐賀先生、雨宮パパや阿字野先生にバレなくて良かったですね。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】