月別アーカイブ: 2018年6月

シャルル・リシャール=アムラン ピアノリサイタルin東京オペラシティ アンコール

6月7日(木)シャルル・リシャール=アムラン、ピアノリサイタルの鑑賞記、アンコールについてです。

プログラムが終わり、私を含めた聴衆は拍手で演奏を讃えました。

アムランさんは、前方、後方、左右、2階席、3階席のお客さんにもお辞儀をしてくれます。

そして私たちの拍手にアンコールで答えてくれました。

アンコール1曲め、ショパンのノクターン第20番 嬰ハ短調(遺作)

以前聞いたバッハのアリオーソもそうだったのですが、単音のメロディーをこれほどまろやかに弾くピアニスト、私にとってはアムランさんが初めてです。

コーダの18連符、35連符、11連符、最後の13連符。

きらきらと輝く音、でも決してけばけばしくありません。

最後のメゾスタッカートは粒だちも素晴らしいです。

アンコール2曲め、ショパンのエチュード作品10−3「別れの曲」

サービス心満載ですね。

この曲、自筆譜には “Vivace ma non troppo”「生き生きと しかし甚だしく無く」 と標記されています。演奏を聞きながらこの標記を思い出しました。

アンコールに演奏される曲数は、だいたい2曲です。

最前列に座っていたご年配のご夫婦が席を立ちました。(多分、帰りの混雑を避けたかったのでしょう。)

でも、今宵のクライマックスはこれからでした!

もう、舞台袖に戻ると思ったアムランさんが椅子に腰掛けました。

どよめく観客席。

そして静寂。

ボ ー ン

3曲めはショパンの「幻想即興曲 」作品66でした。

帰りかけていたご夫婦、大慌てで席に戻ります。

先ほどまでのアムランさんと少し違います。

演奏用のジャケットを脱いだような・・・ドイツ語のSieからDuに変わったような・・・

自然体のアムランさんですが、よりありのままを私たちに見せてくれているようです。

もう、テクニックですとか音楽性ですとかどうでも良くなってきました。

それほど、親密さを感じさせてくれる演奏です。

すっかりアムランさんの世界に入っています。

興奮さめやらぬ私たちに、更なるギフト。

4曲めは、ポロネーズ 第6番 変イ長調 op.53「英雄」でした。

私は、英雄ポロネーズがあまり好きではありません。

でも、席を立つなんて絶対にできない!

ホ長調に転調するアルペジオで音を外してしまった時の苦笑いを私は見逃しませんでした。

そんな、一面を含めて、こんなに胸に迫る演奏は初めてでした。

自身の全てを瞬間瞬間に捧げて弾く姿に胸が熱くなりました。

気がつくと、私も他の観客も立って拍手をしていました。

今夜のお客さんは、もしかしたらバラード第1番しか知らないという人が多かったかもしれません。

シューマンの幻想曲の時に楽章ごとに拍手が起こってしまったのですが、それは多分この曲を知らなかったからだと思います。

ピアノは専門家だけのものではありません。

正直に言うと、ピアノにたずさわっているものにはバラ1はお腹いっぱいなのです。

でも、その人たちにとっては、バラ1を聞くことは大きな楽しみに違いありません。

そんな私たちと同じ目線で、誰でも知っているショパンの名曲をアンコールに弾いてくれるアムランさんのお人柄に感銘を受けました。

終演後、幸運にもパンフレットにサインを頂き、特別な夜は終わりました。

画像は東京オペラシティの階段です。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

シャルル・リシャール=アムラン ピアノリサイタルin東京オペラシティ2

6月7日(木)シャルル・リシャール=アムラン、ピアノリサイタルの鑑賞記の続きです。

休憩をはさんで、後半のショパンバラード全曲。

数々の名演奏があるバラード第1番、アムランさんはどう弾くのでしょう?

期待感が高まります!

謙虚で誠実。

余計なルバートやダイナミクスはありません。

アムランさんが弾くと、簡単な曲のように聞こえます。

それくらいさりげない演奏でした。

もちろん、完璧な演奏で、観客席から盛大なブラボーが!

第2番、序奏のポリフォニー、予想通り優しい音色です。

プレスト・コン・フォーコに入っても、全くヒステリックな感じがなく、迫力はあるのに美しさを損なわない充実した響きがホールを満たします。

こんなに美しい音でピアノを鳴らすピアニストがいたでしょうか?

第3番、アムランさんがショパンコンクールで弾いた曲です。

私は、ある点において、この曲がバラード4曲の中で最も難しいと思っています。

それは、8分の6拍子のもつ、回転するようなリズムと休符がかもし出す独特な間を感じ、表現することです。

フランス語が母語のアムランさんは、そのニュアンスを最高のセンスで演奏します。

コーダも左手の音はほとんど輪郭を持たせず、静かに弾いているのですが、絶妙なペダリングで、倍音を出します。

その伴奏に乗ったメロディーのなめらかさ。

どうやったらあんな風に弾けるのでしょう!

第4番、この曲は一言で言えば「大人」です。

悲しみ、苦しみ、孤独・・・そんな感情に揺れる経験がなければ演奏できる曲ではありません。

切ない淡々としたメロディーが心に沁みます。

まだ20代のアムランさんですが、とても成熟した音楽を聞かせてくれました。

演奏が終わって、またまたブラボーです!

ああ、ああ、もっと聞いていたい。

素晴らしかったです。

・・・しかしながら、アムランさんの演奏を聞いて、私はバラードについて、またショパンについて認識を新たにしました。

後日書きたいと思います。

画像は東京都庁です。

この日はお天気が良かったので新宿駅からお散歩がてら歩いて行きました。

アンコールへつづく

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

シャルル・リシャール=アムラン ピアノリサイタルin東京オペラシティ

昨夜、シャルル・リシャール=アムランさんのピアノリサイタルに行ってきました。

会場は東京オペラシティのコンサートホールです。

席は前列の上手側、その美音を全身で感じることができました。

プログラムは、

シューマン
アラベスク ハ長調 op.18
幻想曲 ハ長調 op.17
ショパン
バラード 全4曲
第1番 ト短調 op.23
第2番 ヘ長調 op.38
第3番 変イ長調 op.47
第4番 ヘ短調 op.52

一曲め、シューマンのアラベスク、あまりの繊細な美しい音にまたも泣く自分。涙。

しかも同じフレーズの所で。涙。

二曲め同じくシューマンの幻想曲、コンサートで聞くのは初めてです。

「幻想曲」と名付けられていますが、全3楽章からなるソナタです。

ショパンのものとは全く違います。

ショパンの幻想曲が天国へと至る魂の行進・旅ならば、シューマンの幻想曲は自身の中の理想の姿、または世界です。

クララへの愛、音楽への情熱が満ちています。

アムランさんの演奏の中に、私ははっきりとシューマンの知性を感じとることができました。

ああ、こんな素晴らしい美しい演奏が聞けて幸せです。

つづく

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

指使い

ピアノを演奏する上で、とても大切なのが『指使い』です。

両手とも、

親指・・・1の指

人差し指・・・2の指

中指・・・3の指

くすり指・・・4の指

小指・・・5の指

と決められています。

多くの楽譜には、音の上または下に番号が書かれています。

楽譜に書かれている指番号は、よく考えられていて、演奏する上で一番弾きやすいものとなっています。

でも、手の大きさは、年齢・性別だけでなく個人差もありますから、若干弾きやすさに差はあります。

あくまで楽譜に記入された指番号は絶対的なものではなく、参考程度とわたしは考えています。

時には、違う指を使います。

その場合の注意点です。

何も考えず、弾くたびに違う指で弾いてはいけない

変えた指番号を楽譜に記入し、いつも同じ指で弾く

この2点を、生徒さんに指導し、自分でも守っています。

楽譜を見るだけで弾けてしまう天才ならいざしらず、私は普通の人間なのでこの方法が、確実な演奏を完成させるための一番の近道です。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

梅雨入り

関東地方も梅雨入りしました。

通って下さっている生徒さん、教室への行き帰りが大変ですが、楽しいピアノのレッスンができるように、いつも以上にがんばりますね!

さて、チャイコフスキーのピアノ曲の中に『四季』という曲集があります。

その月々に合わせた季節感あふれる曲が、1月から12月まで、それぞれ一曲ずつあります。

それぞれ、ロシア人の詩を元に作曲されています。

6月は『舟歌』です。

私はこの曲が大好き。

浜辺で波を我々の足で愛撫させておくれ

輝く星は我々に 悲しくひそかなあいさつをおくる

アレクセイ・プレシチェーエフ(Aleksey Pleshcheyev/1825–1893)

何とも寂しげなメロディーと船をこぐようなハーモニー。

アンナカレーニナが落ちてしまう心くるしくなる恋のようです。

この曲のコーダは高音のアルペジオです。

そんな恋のさなかに見る星は、よりキラキラと輝いて見えるのでしょうね。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

ブランチ

今週は外食が多くなってしまいました。

2018060510170001 こんなのを食べてしまって。
2018060510080001 こんなのまで飲んでしまいました。

急いで帰宅して、生徒さんにさしあげたい楽譜を作りました。

糖分を補給したおかげで、効率よくデータ入力できた!

・・・かな?

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ピアノの森 第9話『ワルシャワの胎動』

ピアノの森、第9話『ワルシャワの胎動』の感想です。

カイは初秋のワルシャワに来ました。

ん?

ショパンコンクールの予備予選は確か春。

第一次予選が始まるのは秋。

時代設定がわからないのですが、きっと私が夢中で観ていた2010年以前なのかもしれません。

カイは、緊張のため、予備予選の舞台で指がしびれてしまいます。

全く思う通りの演奏ができません。

懸命に森のピアノを思い出そうとしますが、それもできません。

2曲めを弾き始めることができないカイ、ざわめく客席。

そんなカイを見て、客席の雨宮が大きな咳をしてくれます。

カイはその咳をした人物が雨宮と気がつきます。

自分を取り戻したカイはエチュード作品25−5を弾き始めます。

カイはどうして緊張を解くことができたのでしょう?

それは、雨宮がカイの友だちだから。だと思います。

きっと、カイは雨宮のことを好きで信頼しているのです。

客席にいるたった一人の友だちが、カイを勇気づけてくれるんですね。

雨宮君、あなただって本当に素晴らしいピアニストなのよ、と思わず言ってあげたくなるような放送回でした。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

ランチ

今日は、久しぶりに会うお友だちとランチに行きました。

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サラダ山盛りで、ドレッシングもデーツ。

新鮮なお野菜でとっても美味しい!

しかし、お料理そっちのけで、お話に花が咲きます♪

それぞれの近況報告、カフェやレストランの情報交換、家族のこと、思い出話、時にはぐち話も・・・

話しは尽きません。

気がつけば3時間以上が経過!

今回のお店、まだ開店したばかりということもあり、お客さんは私たちともう一組だけ。

椅子がソファーだったので、余計に居心地が良く、飲み物をおかわりしながらすっかり長居してしまいました。

ごめんなさい。

でも、お店の方は全然いやなお顔をせず、「またいらして下さいね」と笑顔でドリンクのサービス券をプレゼントしてくれました。

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練習

私の趣味の一つに、『英会話』があります。

しかし、これが全然上達しないのです。

以前は週に一回、レッスンを受けていたのですが、その先生が他界されてしまい、そのままストップ。

ますます停滞しています。

ある時、アメリカ人の方とお話をする機会があり、しどろもどろの英語で、

” My English dosen’t improve. ”

「英語が全然上達しないんです・・・。」と言ってみました。

(こんな簡単な英語するスラスラ出てこない自分が情けない。)

返ってきた言葉は

” Practice! ”

「練習」

の一言。

私は、ハッとしました。

恥ずかしい。

私が生徒さんに言っていることじゃない。

そして、そのアメリカ人の方は、

「アメリカは、本当にいろいろな人たちがいる。メキシコ、中国、ロシア・・・英語が母語でなくても、たとえ間違っていたとしても、口に出して伝えることが大切だよ。」

というアドバイスもくれました。

ピアノと同じですね。

悩んでいるだけでは全く進歩はありません。

地道に、コツコツ、これからも英語の勉強、続けていきます。

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YOSAKOI&オペラin北海道

昨日の日記に書いたクラウドファンディングのことを、知り合いに聞かれたのでこちらで簡単にご紹介いたします。

180512113303_cover_image_f042fe2d8c2e42a80c9cb8ffc652d914(画像はA-portホームページより)

A-portは朝日新聞社のクラウドファンディングです。

現在のクラウドファンディングには、支援を集めるいろいろな方法があるそうです。

その中から、A-portでは『寄付型』と『購入型』を扱っています。

『寄付型』はお金を寄付する従来の支援方法。

『購入型』はお返しとて、サービスや品物をもらうことができます。イメージとしては、ふるさと納税のような感じでしょか。

めざせ日本のバイロイトYOSAKOI&オペラin北海道は『購入型』の支援を募集しています。

お返しに、公演のチケット・海の幸・地元産ソーセージ・森林エコツアーがあるようですよ。

初秋の北海道、きっとステキでしょうね。

行くことができるか、まだわかりませんが、想像するだけでも楽しくなります。

もし、ご興味がありましたらHPをご覧になって下さい。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】