ある生徒さんは、一切ペダルを使いません。
その生徒さんは、
「ペダルを踏まない方が美しい。」
と言います。
その言葉を聞いた時に私は衝撃を受けました。
人の感覚というものは、こんなにも違うものなのだと初めて実感した瞬間でした。
この生徒さんが弾くショパンのノクターン第20番嬰ハ短調。
ペダル無しなんてありえないと思ったのですが、目をつむり聞いていました。
え?
悪くないかも。
淡々とした伴奏、コロコロとした連符のメロディーが素朴ですが哀愁を感じさせてくれます。
素描の絵を見ているよう。
この生徒さんは自分自身の美意識で演奏しているので味わい深い演奏になっています。
私の音楽の世界を広げてくれる生徒さんとのピアノのレッスン。
次はどんな景色を見せてくれるのでしょう。
【つくば市 ピアノ教室 スピカ】