バレエの動きに、ロン・ドゥ・ジャンプという動きがあります。
片足を軸にし、もう片方の足のつま先で、床に半円を描きます。
コンパスで半円を描くようなイメージです。
そのコンパスの先は極細のボールペンだと思って、細く繊細な線を描くのが良い動きです。
つま先の動きは『レガート』で。
大変優雅な動きです。
このバレエのロン・ドゥ・ジャンプのなめらかなレガートを、ピアノでも表現したいものです。
バレエの動きに、ロン・ドゥ・ジャンプという動きがあります。
片足を軸にし、もう片方の足のつま先で、床に半円を描きます。
コンパスで半円を描くようなイメージです。
そのコンパスの先は極細のボールペンだと思って、細く繊細な線を描くのが良い動きです。
つま先の動きは『レガート』で。
大変優雅な動きです。
このバレエのロン・ドゥ・ジャンプのなめらかなレガートを、ピアノでも表現したいものです。
つくばは遊歩道がたくさんあります。
わたしは徒歩か自転車での移動が多いので、車のことを気にせずのんびり動ける遊歩道はとてもありがたいです。
さらに遊歩道には色々な植物があって、それを見ながらの散歩やサイクリングは日常の楽しみです。
先日は姫りんごの木を見つけました。
まだ緑色のちっちゃなりんごが実っていました。
なんてかわいい実でしょう!
秋を感じる楽しいひと時でした。
当たり前のことですが、未来のことは誰もわかりません。
思いがけないことが次々と起こります。
時には大きな試練が訪れることだってあります。
平凡極まりないわたしの生活にも、それなりの出来事はありました。
そんな時、わたしの思考回路は『冒険』にスイッチが入ります。
人生は冒険なんだ。
どうなるかはわからないけれど、前に進んでみよう。
もしも失敗したとしてもやり直せばいいじゃないか。
もしも危険が迫ったら逃げて戻ってもいいじゃないか。
どんな場所に行くことができるのか。
どんな人と出会うことができるのか。
怖いけれども、新しい何かを見ることができるかもしれない。
そう考えるとわくわくした気持ちになれます。
手痛い目に遭うかもしれません。
でも、経験から得られるものは必ずあるはずです。
その場にたたずんで、もんもんと悩み続けているよりもずっとマシです。
『冒険』
わたしにとっては、頭に思い浮かべるだけで勇気が出てくる、とっておきの言葉です。
焼き栗をいただきました。
茨城県は栗の生産量が日本一だそうです。
石岡市や笠間市には栗の生産農家がたくさんあるそうです。
いただいた焼き栗も石岡市の生産農家さんのものです。
なんとも言えない甘く芳ばしい香り。
きれいな黄色い実を頬張ると、秋のお味が口に広がり、幸せ一杯です。
ドイツの絵本 ” Der Struwwelpeter” 、日本の題名は『ぼうぼうあたま』。
ドイツの悪い子がたくさん出てくる絵本です。
表紙の男の子はペーター。
爪と髪を切らせない子です。
この絵本は生徒さんたちに大評判で、度々読んであげます。
内容もおもしろいのですが、私がこの絵本で惹かれるのは言葉にリズムがあるところです。
絵もエッチングに色付けられたもので、今の絵本にはない独特の味わいがあります。
でも、今日は大失敗をしてしまいました。汗。
小さいお子さんには刺激が強すぎたようです。
読み終わってふと生徒さんに目を移すと、いつも元気な子が固まってしまっています。
そして、「こわい。」とポツリ。
!!!
Kくん、怖がらせてしまって本当にごめんなさい!
絵本選びも心を砕いて行わないといけません。
本当に今日は反省いたしました。
今夜は十六夜(いざよい)です。
そして満月。
月の公転周期は27日7時間43.193分だそうですので、十五夜が満月とは限らないのですね。
天体の動きは割り切れるものではないのですね。
いつも同じ所に光っていると思う星々も、長い長い年月の流れの中では絶えず変化していくものなのですね。
今夜は十五夜です。
お月さまが輝いていました。
長かった残暑も終わり、気がつけば季節はすっかり秋です。
芸術の秋です。
ピアノをたくさん弾いて、歌もたくさん歌いたいです。
美術館にも行きたいし、バレエも楽しみたい。
読みたい本も山積みです。
特に今読みたいのが日本の古典文学です。
私は子どもの頃から本を読むことも大好きでしたが、ピアノをしていたので文学作品はやはり西洋のものがほとんど。
日本の古典文学は学校の教科書でしか読んだことがありません。
それでも、高校で暗誦した平家物語の冒頭「祇園精舎の鐘の声・・・」は、何だかよくわからないけれど美しい言葉と響きだわ、と思ったものでした。
今日はちょうど月の初めです。
今夜から就寝前に万葉集を手に取ってみます。
藤田真央さんのピアノリサイタルの追加公演LIVE配信を視聴しました。
・・・・・・
2020年9月19日(土)14時開演
東京オペラシティ コンサートホール
プログラム
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第7番 ハ長調 K.309
チャイコフスキー:ロマンス ヘ短調 Op. 5
チャイコフスキー:ドゥムカ -ロシアの農村風景- ハ短調 Op. 59
アルカン:「短調による12の練習曲」から“イソップの饗宴” ホ短調 Op. 39-12
ショパン: 幻想曲 へ短調 Op. 49
ショパン:ポロネーズ第7番「幻想」変イ長調 Op. 61
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ ト長調
ラヴェル:ラ・ヴァルス 二長調
・・・・・・
17日の配信を聞いて、19日分の視聴券を速攻で購入しました。
一曲目のモーツァルト。
ん?
ちょっとこもった音に聞こえます。
急に気温が下がったので、ピアノの調子も変化しているでしょう。
でも、そのうち全く気にならなくなりました。
今日も繊細で明るい美音、特に終楽章は心地良い躍動感でした。
チャイコフスキーのロマンスとドゥムカ。
2日前の演奏より、より哀愁が感じられます。
輝かしい音なのに寂しく悲しげな叙情性が際立っています。
アルカンのイソップの饗宴も最高のテクニックが冴えています。
後半のショパンの幻想曲と幻想ポロネーズ。
2日前の演奏は明るい光に満ちていました。
それが、この日は全く違います。
孤独、孤高でしょうか。
藤田さんは一つの高みに達したように見えました。
ここまで美しい世界に行き着くことができる人間は本当に少ないと思います。
だから、こんなにも素晴らしい音楽を奏でているのに、藤田さんがとても寂しげに見えるのだと思います。
藤田さんの優しい音は一つの恩寵であり癒しです。
ラヴェルの亡き王女のためのパヴァーヌ。
がらりと情景が変わりました。
どこかの王宮の一室にいるような上品な音楽です。
ラヴェルのラ・ヴァルス。
最高難度のこのピアノ曲、歴史に残る名演です。
どこまでも鮮やかで多彩な音たち。
軽やかに踊るワルツのリズム。
漆黒の闇の中でろうそくの炎がゆらゆらと揺らぐような妖しさです。
藤田さんのピアニズムは、華やかだけれど派手すぎない上品で明るい美音、柔らかい叙情性、繊細、自由、自然、純粋、無垢、清潔感という言葉がぴったりでしょうか。
何より新鮮な若々しさは最大の魅力です。
そして今回の配信を聞いて、自由自在な演奏は深く作品を理解しているからこそできるもの、ということもわかりました。
曲の構成感や和声感がとてもはっきりとしていたからです。
本当は知的な演奏なのに、そうとは気づかせない。
大変な才能です。
次回は絶対にホールで聞く!
と心に誓いました。
今回は、本当にどうでもいいつぶやきです。
藤田さんの最近ステージで着ていらっしゃるシャツが気になって仕方がないのです。
とてもおしゃれなんです。
あつらえていらっしゃるのでしょうか?
それとも、ヨージ〇〇モト?
ものすごくアーティストっぽくて、いい感じです。
藤田真央ピアノリサイタル
2020年9月17日(木)19時開演
東京オペラシティ コンサートホール
プログラム
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第13番「幻想曲風ソナタ」 変ホ長調 Op. 27-1
チャイコフスキー:ロマンス ヘ短調 Op. 5
チャイコフスキー:ドゥムカ -ロシアの農村風景- ハ短調 Op. 59
アルカン:「短調による12の練習曲」から“イソップの饗宴” ホ短調 Op. 39-12
ショパン: 幻想曲 へ短調 Op. 49
ショパン:ポロネーズ第7番「幻想」変イ長調 Op. 61
シューベルト:「さすらい人幻想曲」 ハ長調 Op. 15 D760
アンコール
ショパン:ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2
リスト:愛の夢 第3番
藤田真央:藤田真央によるパガニーニ変奏曲
・・・・・・
一曲目からベートヴェンのソナタって・・・。
普通、一曲目は指慣らし的な曲を弾くもの。
さすが天才です。
この日は絶好調のご様子で、冒頭から素晴らしい音の世界でした。
響き、流れ、共に素晴らしく、第4楽章ではupとdownを繰り返すリズムが最高に心地よかったです。
2曲続けてのチャイコフスキーのロマンスとドゥムカ、こんなに繊細な美しさなのに土着的な懐かしさも感じさせる演奏、藤田さんの才能は底が知れません。
アルカンのイソップの饗宴、このクレイジーな曲を藤田さんは快演。
演奏の仕方によっては、永遠と続く変奏曲に飽き飽きしてしまうことも度々なのですが、一音も聞き逃したくない極上の音たちでした。
休憩を挟んで、ショパンの幻想曲です。
さすがの藤田さんも少々集中力が緩んだでしょうか。
葬送行進曲風のイントロが珍しく乾いた音に聞こえました。
中間のコラールも流れが小刻みになっていたような。
幻想曲はそれ程難易度が高い曲ではないかもしれませんが、それにしても藤田さんが弾くとバイエルくらいに聞こえてしまう箇所があるのが恐ろしいです。
細部まで神経の行き届いた美しい演奏には違いありませんので、集中力が切れたのは自分かもしれません。
そのまま幻想ポロネーズに続きました。
幻想。
まさしくその通りのこの世のものと思われない神秘的な美しさ。
その神秘的な響きは明るさと優しさに溢れて、世界中をあたたかな光で満たしているようでした。
もうこの時点で大感動だったのですが、最後に衝撃的なさすらい人が待っていました。
配信なので実際の音量がどれほどなのかわかりませんが、大変な力演です。
でも、破綻した音は絶対に出てきません。
推進力も抜群で、一瞬の迷いもなく突き進んで行きます。
活き活きとした生命力がそこにはありました。
高みに伸び続ける精神性がありました。
感動を通りこしてショックを受けている自分がいました。
アンコールのショパンのワルツは、音大の先生が聞いたら激怒しそうなルバートでしたが、これだけのプログラムを演じきった後ですから許されるものですよね。
愛の夢は、音量を控えつつも表現は最大。
ゆったりと聞くことができる美しい演奏でした。
そして、最後はジャズ風にアレンジされたパガニーニの主題。
うすうす気づいていましたが、藤田さんのリズム感の良さは日本人ピアニストの中でトップだ、とはっきり感じました。
だから、あれだけ淀みのない音楽を生み出せるのです。
リズムの基本はインテンポ。
そこを崩さず、一瞬の間を取り入れ、心地良い揺らぎを作れる人間は極めて少ないです。
藤田さんはまさにその一握りの音楽家です。
アレンジできる能力にも驚嘆しましたが、私はリズムのそれに藤田さんの才能を見ました。