ピアノの森 第2話『ショパンを弾くために』

ある生徒さんから、NHKで放送されている『ピアノの森』というアニメを教えてもらいました。

「先生、ピアノの森っていうアニメが面白いよ。いろんな曲も出てきて、それがすっごく感動するの。演奏するシーンは本物の手みたいだよ。」

「わあ、そうなんだ!教えてくれてありがとう。観てみるね。」

私も、読んだことはないのですが、原作の漫画の存在は知っていました。

早速録画をして観てみました。

感想です。

第1話を観ていないので、疑問がいっぱい。

森に放置され、苔むしたグランドピアノにビックリ。

湿気はピアノの天敵です。

何で音がでるの???

まあ、ストーリーはそのうち分かるでしょう。

オープニングの曲は、ショパンの練習曲作品10−1を編曲したものです。

「海へ」という表題もつけられています。

冒頭は原曲のまま、その後にオーケストラの演奏するメロディーが足されています。

一小節目、ハ長調のⅠ度の和音のアルペジオで始まります。

こんなに華やかなドミソがこの世に存在するなんて、奇跡です!

最後まで右手はアルペジオですので、和音に合ったメロディーを作ると、アレンジが可能になります。

グノーのアヴェマリアも同じ手法で作られています。

カイは、ピアニストを目指す同級生の修平、元ピアニストの阿字野先生と出会いました。

どのように成長していくのでしょうか。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

ブルグミュラー2

昨日の日記を書いていて気がついたのですが、昔の楽譜はブルミュラーでしたが、今はブルミュラーに変わったようです。

ブルクミュラーは、1806年にドイツで生まれました。

ショパン・シューマンは1810年生まれ。

『ロマン派』と呼ばれる時代の作曲家です。

私は、バイエルとメトードローズという教則本でレッスンを受けていたのですが、この二冊は初歩的な古典派の曲しか出てきません。

ですから、まだ弾いたことがなかったロマン派の要素があるブルクミュラーが苦手だったのだと思います。

指導者になって、あらためてブルクミュラーを弾いてみると、表題と曲がぴったりと合っています。

物語や絵を描いてみたくなるような作品ばかりです。

生徒さんたちにも、ブルクミュラーを弾きながら、独自のイメージを作って、楽しんでもらいたいです。

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ブルグミュラー

日本のピアノ教育では必須教材の『ブルグミュラー25の練習曲』

アラベスク、バラード、貴婦人の乗馬・・・など、ピアノを習ったことがある人なら、必ず弾いたことがあるでしょうし、人気曲でもあります。

そんなブルグミュラーですが、私は大の苦手でした。

なかなか曲らしくならず、練習するのがとても苦痛。

例えば、3曲めの『牧歌』または『パストラール』。

8分の6拍子に乗って、長いフレーズを一息で弾く・・・という感覚が全くわからず、ただ一音ずつ弾くだけ。涙。涙。涙。

例えば、14曲めの『シュタイヤー舞曲』または『スティリアの女』。

前奏は楽しく弾けるのですが、4小節目の二拍目裏から始まる、アウフタクトのメロディーと三拍子のリズムがギクシャク、ギクシャク。涙。涙。涙。

そんな、辛い思い出から、私は小さな生徒さんにブルグミュラーを教える時には細心の注意を払う努力をしています。

まず、分かりやすい模範演奏をしてあげること、題名と曲の雰囲気をつなげてあげること。

譜読みを手伝ってあげて、特にリズムは細かく教えてあげます。

そうして弾けるようになった一曲が、生徒さんの大切なレパートリーになっていただけたら、わたしはとっても嬉しく思います。

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お耳の健康

電車に乗ると、イヤホンやヘッドホンをしている人がたくさんいます。

どこでも音楽を楽しめて、とても便利ですよね。

音楽に没頭している若い人を見ると、いいなあと羨ましく思うのですが、私はイヤホン・ヘッドホンをなるべく使わないようにしています。

大学で『音声生理学』という全学生必修の講義がありました。

耳の中には『感覚毛』という、とても細い毛のような組織がたくさんあって、その『感覚毛』が音を感知するそうです。

でも、イヤホン・ヘッドホンで大きい音を聴くと、『感覚毛』が壊れてしまう。

しかも壊れてしまった『感覚毛』は再生しないので、聴力は戻らない、という恐ろしいことを教わりました。

それ以来、イヤホンやヘッドホンはなるべく使わず、もし使うとしても、聞こえるギリギリまで音量を小さくしています。

耳の健康。

普段は考えることはほとんど無いのですが、音楽を一生楽しむためにも、大きすぎる音には気をつけたいですね。

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和音

横浜の港が見える丘公園にはバラ園があります。

たくさんの品種が植えてあり、名前を見るだけでもとても面白かったです。

その中のひとつ『和音』

インターネットで調べてみると、柔らかなクリーム色の花が咲くようです。

音楽の和音とは、その名の通り、複数の音を当時に和となして鳴らすことです。

難しいようですが、基本は音階上に規則正しく音を重ねていきます。

ドミソ

レファラ

ミソシ

ファラド

ソシレ

ラドミ

シレファ

ドミソ

この和音を理解すると、ピアノ曲を弾く時に、主に左手で弾く伴奏がとても楽になります。

複雑な曲になればなるほど、和音の分析が役に立ちます。

専門的には和声楽と呼ばれるものなのですが、これは西洋音楽の神髄でもあります。

和声楽については生涯にわたって学んでいきたいと思っています。

そして、生徒さんへご指導する時、活用していきたいです。

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おめでとう

以前いらしていた生徒さんから、とても嬉しいご報告がありました。

「先生、私婚約しました。」

「わあ!おめでとう!」

この元生徒さんは、3才から長くレッスンに通ってくれていました。

あの小さかったMちゃんが、美しく聡明な女性に成長されました。

これから、明るくて温かい幸せなご家庭を築いて行って下さいね。

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楽譜のたんす

春休みに横浜に行ってきました。

山手西洋館を散策しました。

そのなかの一軒、エリスマン邸に、こんなたんすがありました。

楽譜入れだそうです。

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凄い立派ですね。

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中を見てみたかったのですが、お手をふれないで下さい、の注意があったのであきらめました。

小船幸次郎氏は作曲家・指揮者の方だそうです。

今は楽譜作成ソフトがありますから、楽譜を書くのも楽になりましたが、当時は全て手書きです。

(あ、今でも手書きの作曲家はいると思いますが。)

こんなたんすに楽譜を入れて、整理していたのですね。

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楽器について3

生徒さんから、楽器のご相談をいただいたとき、わたしはこうお答えしています。

「ご親戚や、お知り合いのおうちで、眠っているピアノはありませんか?

それを活用されるのが一番ですよ。」

こうおすすめしています。

電子ピアノを購入したいのですが、どのようなものがいいですか?というご質問も多くいただきます。

日本製の電子ピアノでしたら、どれも品質に問題は無いと思います。

デザインや、機能など、ご自分のお好みで選んで大丈夫です。

たくさんありすぎで選べない、という方には、ご予算をお聞きして、いくつか選んでおすすめしています。

先生、一番安いのしか買えないのですが・・・。

鍵盤数は、ピアノと同じ88鍵あると良いですよ、とアドバイスしています。

中には、趣味にお金をかけたいんです!と、グランドピアノを購入される生徒さんもいらっしゃいます。

楽器選びは一つのご縁だと思います。

縁あって、みなさまのおうちに来たピアノ、大切にして下さいね。

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楽器について2

グランドピアノを持つだけで上手になる。

つまり、グランドピアノでなければ、大曲を「弾くことはできない」。

いつの間にか、そんな考えが確立してしまいました。

この考え方は、私を縛りつけました。

指導者になって、しっかりした強い音が出ない生徒さんや、

どうしても優しい音色が出せない生徒さんに対して、

「この子のおうちは電子ピアノだから」という思いが心に出てきてしまうのです。

グランドピアノ、

ううん、

せめてアップライトピアノを持っていれば、

この子はもっと上手になるのに。

でも、生徒さんのご家庭の事情は様々です。

私にできることって何だろう?

長い間、自問自答を繰り返してきました。

ある時、生徒さんにすすめられて、

ピアニストの反田恭平さんのドキュメンタリーを見ていると、

反田さんが自室の電子ピアノで練習しているシーンが映し出されました。

たぶん6畳間くらいのお部屋でしょうか。

古い電子ピアノを弾きながら、

「これがなかったら、夜は練習ができなかった。大切な楽器。」

というようなことを反田さんが言いました。

反田さんは、他のお部屋にグランドピアノを持っていたようです。

でも、防音設備は無かったようですので、

きっと夜間は電子ピアノで練習していたのでしょう。

私は、アップライトピアノで練習していた頃のことを思い出しました。

自分のアップライトピアノで、来る日も、来る日も、

ツェルニーやバッハやソナタを練習する毎日。

グランドピアノでなければできないことがある、

というのは事実ではあるけれど、

持ってないから、とか、

電子ピアノだから、とか、

理由をつけて諦めてしまっては、本当にそこで終わってしまう。

与えられた条件の中で、努力することが何より大切なんだ。

ようやく、そんなあたりまえのことを理解することができました。

今では、どんな生徒さんに対しても、

きれいな音色を指導することに、一切妥協はいたしません。

おうちの楽器が、たとえキーボードであったとしても、丁寧に弾いてもらいたい。

音楽を楽しんで、愛してもらいたいです。

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楽器について

皆さんは、どんな楽器でピアノを練習していますか?

はい、グランドピアノです。

と、答えられるのは、ほんの少しの恵まれた方だと思います。

私も、高校まで、アップライトピアノで練習をしていました。

私にとっては、アップライトピアノだって、何より大切な愛器でした。

その愛用のアップライトピアノで、毎日練習をして、レッスンに行っていました。

でも、

あれだけ家では弾けていたのに、先生のグランドピアノでは思うように音が鳴りません。

アップライトピアノと、グランドピアノでは、構造が違うので当然です・・・。

グランドピアノが欲しい。

私の切なる願いでした。

そして、その後に、縁があってグランドピアノを譲っていただくという、幸運が訪れました。

グランドピアノで練習をするようになって、今まで苦労していた、ショパンのエチュードも、何とかまともに弾けるようになってきました。

楽器を変えるだけで、こんなにできるようになるなんて!

驚きとともに喜びでいっぱいでした。

つづく

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