グランドピアノのアクションにはジャックとローラーという部分があります。
この部分が動くと、ハンマーは放り投げられるように弦に向かって上がり、打弦します。
乱暴に打鍵したなら、ハンマーは勢いよく放り投げられ、弦を激しく振動させ、時には打弦の弾みでハンマーが戻った後もう一度弦を打ってしまうことさえあります。
そうすると、当然雑音が入り、不快な音になってしまいます。
この打弦のスピードをコントロールすることが、美しい音を生み出す唯一の方法になります。
グランドピアノのアクションにはジャックとローラーという部分があります。
この部分が動くと、ハンマーは放り投げられるように弦に向かって上がり、打弦します。
乱暴に打鍵したなら、ハンマーは勢いよく放り投げられ、弦を激しく振動させ、時には打弦の弾みでハンマーが戻った後もう一度弦を打ってしまうことさえあります。
そうすると、当然雑音が入り、不快な音になってしまいます。
この打弦のスピードをコントロールすることが、美しい音を生み出す唯一の方法になります。
大学時代の鍵盤楽器学の講義で、
ピアノの弾き方でコントロールできるのは打弦のスピードだけだ、
という事実をはじめて知りました。
よく、「ピアノはテコの原理で音が出る」と言われます。
大雑把に言えばその通りなのですが、アクションと呼ばれるピアノの構造は大変複雑で、鍵盤を押してからハンマーが打弦するまでには、様々な部品の動きがあるのです。
鍵盤をピアニストが弾いても猫が歩いても、ピアノのハンマーはちゃんと動き、音が出ます。
それでは美しい音とは?
「指に体重を乗せて」
先生から良く言われた言葉です。
私は力強いフォルテが苦手でした。
練習の時にはとにかく鍵盤の底までしっかり押さえるように打鍵をしていました。
残念ながら今でもその弾き方が時々出てしまいます。
さっと鍵盤を撫でるだけのように弾くピアニストたち。
速いパッセージの時はダンパーペダルを駆使しながら鍵盤の浅いところを弾いていきます。
深いところまで打鍵してもスッと力を抜いています。
鍵盤の浅いところから深いところまで自在に弾けるようになるためには、しっかりとした指が必要です。
私が現代奏法を学ぶ道のりはまだまだ先が長いです。
今日から8月です。
梅雨も明けました。
例年よりも遅れてですが夏本番です。
青い空と白い雲が眩しいけれど、太陽の力強い光が身体にしみます。
雨続きで心配していた近所の田んぼの稲も、穂が目を出していました。
きっとこれからぐんぐん育ってくれるでしょう。
毎年スイスで開催されるヴェルビエ音楽祭、今年は残念ながらバーチャル音楽祭となりました。
藤田真央さんが出演されています。
昨夜(今日30日の)午前2時からライブ配信があり、我慢できずに視聴してしまいました。汗。
プログラムは以下の通りです。
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K.332
ショパン:ワルツ イ短調 Op.34-2
ショパン:ノクターン第18番ホ長調 Op.62-2
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
シューベルト/リスト編曲:ウィーンの夜会(シューベルトの「ワルツ・カプリス」) S.427 R.252
先日の佐川文庫でのリサイタルの曲がほとんどでした。
王子ホールで録画されたそうなのですが、無観客ということでより集中度の高い演奏のように感じました。
藤田真央さんの繊細で緻密な音。
素直な音楽性。
愛される親しみやすさもある。
しっかりとした自分の音楽があるけれども、それを押し付けることは決してありません。
すべてが自然な音楽です。
日本人ならではの美点が際立っていて、きっとヨーロッパの方たちにも新鮮に感じるに違いありません。
ウィーンの夜会は佐川文庫ではプログラムに入っていませんでしたので、聞くことができて嬉しかったです。
ワルツのリズムを崩さないのに、あんなに甘くメロディーを歌えるなんて!
眠い目をこすりながら視聴した甲斐がありました。
こちらから見ることができます。
「気を悪くしないでね。・・・」
久しぶりにバレエのレッスンでご一緒した仲良しの方から話しかけられました。
仲良しさん「ブログ読むのを楽しみにしているの。」
私「ええ!?恥ずかしいけれど、嬉しいです〜。」
仲良しさんは、日本人離れした手足の長さ、小さいお顔、長いお首、バレエクラスの中で一番スタイルが良く、私も仲間の皆さんから憧れられる素敵な方です。
ファッションセンスも抜群で、いつもスカートでもパンツスタイルでもエレガントに装われています。
そして何より楽しくて優しくて温かなお人柄が最大の魅力です。
そんなステキな方が駄文だらけの私のブログの読者さんだなんて。
恥ずかしいけれどやっぱり嬉しい。
このバレエのお友だちは、ピルエットなど回転系の踊りがお上手で、バランス感覚があまり良くない私はいつも参考にさせて頂いています。
大人バレエは上達に限界があり、くじけそうになることも多いのですが、一緒にレッスンに励むお仲間がいると私も頑張ろう!と力が湧きます。
ピアノも同じです。
ピアノを好きなお仲間がいるだけで、自分も練習頑張ろうと思うものです。
こんなとりとめのないブログですが、これからもピアノと音楽の楽しさを少しづつ書いていきます。
海外の公立音楽学校の存在は、音楽を教えている立場からすると、本当にうらやましく思います。
でも、視点を変えると違うことも見えてきます。
日本の義務教育では音楽の授業が必ずあります。
アメリカでは、音楽の授業というのは選択制だそうです。
他の国のことはあまり知らないのですが、きっとアメリカのように選択制になっている場合が多いのでは。
日本の学校に音楽の授業があることは、世界に誇れることです。
(音楽の授業の質については議論の余地があると思いますが・・・。)
学校での学芸会や合唱祭を楽しかった思い出としている人はたくさんいることでしょう。
日本人として共通の楽しかった音楽体験があるというのは大変幸せなことだと思います。
ロシアンメソッドのピアノ教本『不思議な音の国』の著者は、イリーナ・ゴリン先生です。
先日、ゴリン先生のウェビナーの動画を視聴いたしました。
ご自分が学んでこられたピアノ教育についてご紹介があるのですが、海外のピアノ講師のピアノ歴を知る大変貴重なお話でした。
ゴリン先生はウクライナのご出身で、5才からピアノを初められ公立の音楽学校に通われていたそうです。
音楽大学に進まれてからは、ピアノ教育の勉強を専門的に学ばれ、それは大学の授業の中で週一回レッスンを担当するという実践的なものだったそうです。
ロシアでは世界的なピアニストが生まれるはずです。
小学校から音楽を専門に学ぶ公立学校があり、指導者を育てる教育法も確立している。
音楽教育の全てが日本と全く異なります。
まだまだ私には学ばなければいけないことが山ほどある。
大変勉強になるウェビナーでした。
モーツァルトのソナタ第11番イ長調 K.331の第三楽章はトルコ行進曲と呼ばれる曲です。
私は、この曲はどの生徒さんにも弾いて!とオススメします。
テーマも展開部もコーダもシンプルだけど独創的で楽しい曲です。
大学生の時、古楽器で演奏されるトルコ行進曲を聞いたことがあります。
驚いたことに、ダンパーペダルがピアノの裏側に付いていて、奏者は膝でそのダンパーペダルを押し上げて操作するのです。
私たちが知っているトルコ行進曲とは全然違う音色なのですが、新鮮で味わい深く感じました。
同時にこんな長い時間愛され続けるトルコ行進曲は本当に名曲だと思いました。

今年も赤しそでジュースを作りました。
この天然のきれいな色が大好きです。
蒸し蒸しとする今年の長梅雨に負けないで、元気にピアノを弾きたいです。