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自分らしさ

もう何年も前のことになりますが、アメリカのフィラデルフィア美術館を訪れたことがあります。

ギリシャ神殿を模した巨大なフィラデルフィア美術館には、デュシャンの作品はじめ、充実したコレクションがありました。

シーズンオフの平日だったこともあり来館者は私たちのみで、ゆっくりと見て回ることができました。

奥まったコーナーに、日本の茶室を移築したものと茶器類が展示されていました。

何もかにもが巨大なアメリカで、その日本文化の展示室には静けさと繊細さがそっと存在していました。

ああ、日本には日本の良さがあるのだな、と心から実感できた瞬間でした。

その静かな佇まいは、日本人だけが理解できるものではない普遍的なものが含まれていると思います。

それは海外からの旅行者の多くが日本に求めているものではないのでしょうか。

西洋人のようには歌えない日本人ですが、きっとピアノの演奏にも日本人にしかできない演奏というものがあるはずです。

日本人らしく、あるいは自分らしくいることは大変難しいことですが、芸術で何かを表現するにはそれしか方法が無いように思います。

ららら〜♪

NHKのドキュメンタリー番組「バレエの王子になる!“世界最高峰”ロシア・バレエ学校の青春」の中で、校長先生が日本人の血をひくアランに言います。

もっと柔らかく。

日本の歌のズン!

ではなく、

ラララ〜♪と歌うように踊りなさい。

アランは戸惑いながら言います。

正直日本の歌なんて知らないんだ・・・。

アランはお父さんがイギリス人お母さんが日本人。

育ったのはイギリスだそうです。

ヨーロッパで育って日本の歌を知らないアランの踊りを、校長先生は日本的で硬いと見抜きます。

どうして、ラララ〜♪と日本人は歌えないのでしょう?

ピアノでも、自分も含め日本人は本当に歌えないと痛感します。

文化の差?

民族の違い?

その大きな違いには、戸惑い絶望してしまうことも度々です。

バレエの王子になる!

NHKのドキュメンタリー番組「バレエの王子になる!“世界最高峰”ロシア・バレエ学校の青春」を見ました。

舞台はロシア・サンクトペテルブルグにあるバレエ学校・ワガノワアカデミーです。

ワガノワアカデミーは世界最高峰のバレエ学校。

「痩身で美しい生徒しかこの学校には残れません。」と教師からの厳しい言葉。

バレエは音楽以上に持って生まれた才能が必要です。

更に才能を開かせ磨き続ける努力。

校長も、

「努力!努力!努力!」

「才能は降って下りてこない。バレエの世界に奇跡はない。絶対に無い。」

と叫びます。

もう、瞬きできないくらい番組に釘付けになってしまいました。

全くレベルが違うとはいえ、私も教師のはしくれ、校長の指導の様子や言葉が心に残っています。

成績ナンバーワンで、校長の秘蔵っ子のような存在であるミーシャ、名実ともにミーシャに次ぐナンバー2の成績を収めているマルコ、お母さんが日本人のアロン、そして優等生ではないものの、抜群の容姿を持っているキリル。

いろいろな生徒がいます。

「教師には生徒が必要だ。」

本当にそうです。

生徒あってこその教師なのです。

絶対に切り離すことのできない生徒と教師の関係。

運命的なものすら感じます。

教師という生き方の奥深さを感じる番組でした。

縄文海進

縄文海進という言葉をお聞きになったことはあるでしょうか?

縄文時代に気温が高くなり海面が上昇したことがあったそうです。

その時の地図です。

関東平野の旧海岸線

(葛飾区のHPからお借りしました。)

白い部分が当時の陸地です。

つくば市は一部海です。

千葉県は島になっています。

自分が住んでいる土地ですが、知らないことがいっぱいあります。

身近な歴史をもっと学んでみたいです。

セミ

今日もあっつい一日でした。

セミが勢いよく鳴いています。

近所の公園を通ると、こんなにたくさんセミの抜け殻がありました。

今年は梅雨が長かったので、セミたちも一斉に出てきたようですね。

あまりに雨の日が多かったので、七年後の夏はセミの鳴き声が聞けないかも・・・と心配していたのですが、全く問題なさそうです。

セミさんたち、7日の間にステキなパートナーを見つけてね。

古墳

先日、所用があり車で出かけた帰りのことです。

時間もあったのでフルーツラインをドライブし、更にカーナビを見ながらクネクネと田んぼ道を進んで行くと、池があるところに出ました。

大池・侍池と呼ばれている池だそうです。

ちょっと車から降りてみました。

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暑いけれど、空が広くて青くてとってもいい気持ちです。

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こんな碑も立っていました。

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周辺はこんもりとした丘になっています。

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もしかして?

そう、ここは古墳の跡でした。

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ここには前方後円墳があったそうです。

この頃、田んぼの中のこんもりとした丘や林に吸い寄せられてしまいます。

もしかして古墳?と、帰宅してから調べると、大抵正解であることが判明します。

私、もしかして古墳マニア?笑。

今朝の題名の無い音楽会はランランさんの演奏でした。

ランランさんのゴルドベルク変奏曲を聞くことができました。

粒の揃った美しい音、細部にまで神経の行き届いたメロディーたち、深遠なる世界も見せてくれました。

番組を見ながら、何故か私が思い出したのは、2015年のチャイコフスキー国際コンクール第3位のセルゲイ・レーディキンさんのバッハのトッカータです。

こちらで聞くことができます。

ドミトリー・マスレーエフ、ジョージ・リーなどの、超絶テクニックを披露するコンテスタントがずらりと並ぶ中で、レーディキンさんはどちらかというと地味目の出場者でしたが、私はレーディキンさんの真面目なバッハに魅了されてしまいました。

優等生的ではあるけれども純粋さが際立つ演奏でした。

ランランさんの方がずっとピアニストとして有名なのですが、半分青い(失礼!)レーディキンさんのバッハが何故か好きなのです。

立秋

今日は立秋です。

暦の上では秋になります。

気温の高さでは、秋なんて少しも感じられません。

今朝、5時過ぎにカーテンを開けると、太陽の位置が低くなっていることに気づきました。

一瞬だけ秋の気配を感じた立秋の朝でした。

カエル

朝、お花の水やりをしようとベランダに出て見ると、壁に一匹のカエルちゃん。

大きさは2cmほどです。

この小さいカエルちゃん、うちの狭い庭にたくさんいるのですが、どこからやってくるのでしょう?

近くに田んぼがあり、夜になるとゲロゲロ♪と賑やかなので、多分そこから来ると思うのですが・・・。

ちっちゃカエルちゃんからしたら、相当な距離のはず。

いつも不思議に思いますが、私が思っているよりもカエルの身体能力は優れているのですね。

打弦のスピード3

『はじめの一歩』や『不思議な音の国』のロシアンメソッドのピアノ教本で身につける弾き方は、まさしく打弦のスピードをコントロールするための奏法です。

正確に打鍵し、若干勢いをつけて弾くとフォルテ、ややゆっくりと弾くとピアノになります。

フォルテでもピアノでも力みは厳禁。

グランドピアノでは実際のハンマーの動きを見ることができるので、たまに目で確認して見るのもいいと思います。

ピアノの中を見ることは楽しいですし。

しかし、演奏中にそんなことはしていられません。

自分の弾いた音を耳をすませて聞くことが最重要になってきます。

聞く・聴く

この能力はとても大切です。