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特権

特権とは特定の人・身分・階級に与えられている、他に優越した権利。

以前、私の英会話の先生に「ピアノが弾けるというのはものすごい特権だよ。」と言われかことがあります。

私は、特権という言葉にびっくりしてしまいました。

私の中の特権というのは、政治家の方や名家の出身の方のようなイメージがあったのです。

庶民の自分に特権という言葉は無縁と思っていました。

大変耳の痛いお言葉でした。

私程度の演奏力では、英会話の先生が言われたような力は無いに決まっています。

でも、ピアノを弾くことを特別なことと思うことはないだろうか?

ピアノを他の何かよりも価値のあるものと思ったりしてはいないだろうか?

英会話の先生はこうも言われていました。

「ピアノだけが世界じゃ無い。あなたはそれを知らなければいけない。」

何回も口癖のように言われていました。

音楽は自由なものです。

特権にしがみついていては、音楽の世界を自由に羽ばたくことはできません。

ピアノだけが世界じゃ無い。

特権としてのピアノにとらわれそうなとき、思い出したい言葉です。

発信力

指揮者の原田慶太楼さんは、ピアニストの反田恭平さんと、triangle alpha というYouTubeチャンネルもやっていらっしゃいます。

新世代の音楽家たちの発信力に、旧世代の自分は驚嘆するばかりです。

有料で購読する配信もあるようで、その料金はクラシック音楽界のために全額を寄付されるそうです。

・・・私も購読してみたいのですが、方法がいま一つわかりません。

これからの世の中は、ますますインターネットの利用が進んで行くことは間違いありません。

伝統的な方法ももちろん大切ですが、時代に合わせた技術の習得も必要だと痛感するこの頃です。

人間だから間違える

指揮者の原田慶太楼さんと藤田真央さんの対談です。

原田さんが藤田さんに次々と興味深い質問を投げかけて、とても面白い配信でした。

藤田さんがチャイコフスキーコンクールで弾き間違えた所の動画を見ながら、原田さんは「人間だから」「人間だもん」を何回も話されていました。

人間が作った音楽を人間が演奏しているのですから、間違えは当たり前、間違えと音楽は別。

本当にそうですね。

私の先生もよく「もしも間違えたとしたって、死なないから大丈夫!」と発表会前には励ましてくれました。

藤田さん、原田さんの人間味溢れるお話を楽しみました。

アインシュタイン

高校の英語の教科書に、このような文章がありました。

A hundred times every day I remind myself that my inner and outer life are based on the labors of other men, living and dead, and that I must exert myself in order to give in the same measure as I have received and am still receiving.

わたしは、一日100回は、自分に言い聞かせます。
わたしの精神的ならびに物質的生活は、他者の労働の上に成り立っているということを。

他の内容は全く覚えていないのですが、この一文だけはとても記憶に残っているのです。

いま風の若者言葉で言うと、「刺さった」のでしょう。

アインシュタインのような偉人が一日100回も他者の働きに思いを馳せるのなら、凡人の私なら一日に10,000回感謝してもまだ足りないくらい。

なのに煩悩だらけの私は日々の雑事で頭がいっぱいです。

せめて、一日の終わりには感謝の気持ちを持ちたいものです。

梅雨入り

今日、関東地方は梅雨入りしたようです。

雨で思い浮かべるピアノ曲といえば、ドビュッシーの『雨の庭』です。

パラパラと葉を打つ雨音、池に落ちる水の音や波紋、風の動きや雲の流れ、雨上がりの虹。

そんな情景が目に浮かぶ曲です。

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雨とは関係ありませんが、モネの『セーヌ河の朝』。

モネとドビュッシー、どちらも素晴らしい芸術家です。

『雨の庭』と『セーヌ河の朝』両方とも美しいだけでなく、どことなく楽しげな感じもします。

高温多湿の日本の梅雨ですが、雨の季節も楽しく過ごしたいものです。

私が使っている、小さなピアニストと先生そして保護者のためのピアノ教本『不思議な音の国』。

最初にこんな質問があります。

「どんなときに悲しくなりますか?」

小さい生徒さんにはなかなか難しい質問です。

ある生徒さんはしばしの沈黙の後、こう答えてくれました。

「パパがこうべにいっちゃったとき・・・」

なんてかわいくて切ない答えでしょう。

お父様がお聞きになったら、号泣されてしまうかもしれません。

この生徒さんのお父様は出張で神戸に行かれることが多いそうです。(お姉さん談)

次の質問はこうです。

「どんな時うれしくなりますか?」

にっこり笑顔で「パパがかえってきたとき!」と元気に答えてくれました。

子どもの純粋な気持ちに感動です。

動くというと、筋肉に目が行きがちです。

でも、同じくらい重要なのは骨(骨格)です。

手の骨格を意識することも、弾きやすくなるポイントです。

第3関節(指の付け根)から動かすこと。

手首の関節を上下だけでなく左右にも動かすこと。

骨に意識を向けることで、不思議と筋肉が弛緩して余計な力みが無くなります。

クラシックバレエにアッサンブレという動きがあります。

片足を横や前に出し、ジャンプして両足を揃えて着地します。

このアッサンブレ、両足を揃えるときに脚の付け根をぎゅっと締めるようにしないと上手くできません。

この動きを私はピアノで応用しています。

テンポの速い曲で鍵盤を大きく跳躍しなければならない時、手から動かすのではなく、脇をぎゅっと締めて腕全体を動かします。

体幹をしっかり保つことも大切です。

ピアノは脱力だけでは弾けません。

上手く筋肉を使うことがポイントになってきます。

レモングラスティー

ブログを読んでくれている知り合いの方から「ハーブティーがお好きなんですね。」と感想をいただきました。

が、実はハーブティーが好きか嫌いかは微妙なところ。

製品によっては、ただ枯れ草のような香りだけが気になったりすることもあります。

それでも、私は普通よりは多く飲んでいるような気がします。

そして、暑くなってくると飲みたくなるのがレモングラスティーです。

あの何ともいえない爽やかな香りが大好き。

ついでに言うと、レモングラスがたっぷり入ったトムヤムクンも大大好きです。

もう一つついでに言うと、ココナッツミルクに入ったタピオカも大好きです。

一杯のレモングラスティーで、エスニックな気分になれるところも好きな理由の一つです。

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カモミールティー

カモミールティーも私は大好きで良く飲みます。

友人が「ミルクを入れても美味しいわよ。」と教えてくれました。

この友人はドイツに住んでいたことがあり、ハーブの飲み方をいろいろ知っています。

ドイツではドラッグストアでたくさんの種類のハーブティーが売られています。

その多くが薬用茶です。

・・・良薬は口に苦しのごとく、日本人の私には香りが強すぎたりクセがありすぎたり・・・

カモミールティーは優しい香りでリラックスできます。

ドイツの寒い夜では、ミルク入りのカモミールティーは身体を温めてくれる、優しい薬用茶なのですね。

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