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聞くことからはじめる音楽のメソッドがあります。

私が知っているだけでも、ヤマハ音楽教室やスズキ・メソード、あとメソッドとは少し違うかもしれませんが、絶対音感レッスンの一音会などがあります。

ヤマハ音楽教室では、

聞く

歌う

弾く

読む

の順序でレッスンをすすめます。

幼児期は聴覚が発達する時期でもありますので、とても理にかなったメソッドだと思います。

ヤマハ音楽教室出身の上原彩子さん、務川慧悟さん。

一音会出身の反田恭平さん。

そしてなんといっても藤田真央さんはお母さまのお腹の中にいる時から一音会のレッスンに通われていたそうです。

私が感じるこの方たちの共通点は個性です。

国際コンクールに出場する日本人の方たちは非の打ち所がない才能の持ち主ばかりです、

その天才たちの中にあっても、この方たちは埋れてしまうことがありません。

海外の個性派ピアニストの中でも光を放っています。

務川慧悟さんのバッハなどは、金の鎖を揺らしたようなシャラシャラとした輝く美しい音が本当に素晴らしく、魅了されます。

この方たちの唯一無二の演奏は、早期に受けたメソッドと関係があるのでしょうか?

ナンジャモンジャ

今日はある生徒さんがナンジャモンジャというカードゲームを持ってきてくれました。

ナンジャモンジャはロシア生まれのゲームだそうです。

遊び方はいたってシンプル。

カードに描かれている不思議な謎生物に名前をつけるというものです。

その絵がカラフルでおもしろかわいいんです。

かわいいものに目の無い私は一目で気に入ってしまいました。

名前をつけるのもとても楽しいです。

レッスンの最後に、少しだけ遊んで見たのですが、名前をつけるのが意外にむずかしく、自分の頭のかたさを痛感しました。

それに比べて子どもの遊びの世界は進化しています。

昔ながらの素晴らしさはあるけれど、新しいものに目を向けることも必要ですね。

ト音記号

ト音記号といえば音楽の象徴、楽譜の象徴でもあります。

そのト音記号の書き方、日本ではこう教えます。

DSCN1960

ぐるぐると渦巻きを書くのが楽しいです。

それが『不思議な音の国』ではこうなっています。

DSCN1961

縦の線を先に書いてしまうのですね!

この教材はアメリカで出版されたものを翻訳したものですから、アメリカではこう教えるのでしょう。

昔ながらの平ペン(インクにつけて使うペンのこと)だときっとこちらの方が書きやすいと思われます。

基礎的なことがらでも、まだまだ自分の知らないことはたくさんありそうです。

今日は楽器店へ楽譜を買いに行ってきました。

私が今探している楽譜はから弾きはじめる入門期の楽譜です。

入門期の教材はたくさんあり、それぞれわかりやすくまた興味を持てるように、とてもよく考えられています。

初めに習う音はほぼ100パーセントです。

(最近は黒鍵を使って習い始める教材もありますが。)

音の順番はドレミファソラシドなのでドから習うのは当たり前です。

ひらがなでいえば、あいうえおから習うのと同じですよね。

どうしてこんなことを考えたかというと、小さい生徒さんに教える時に、ドだと響が低く感じるからです。

歌うときも同じです、真ん中のドは低すぎるし、1オクターブ上のドは高すぎます。

ラというのは、ピッチ(音高)の基準音だけあって、とても声に出しやすい音だと感じるのです。

ピアノを弾く場合も、響のきれいな音が真ん中のドよりも出しやすいような気がします。

今日もそういう楽譜との出会いはありませんでしたが、今レッスンで使っている楽譜でも工夫してみたいと思います。

ハンドクリーム

女性の必需品、ハンドクリーム。

真夏になるまで、もうしばらくお世話になります。

ドラッグストアでアトリックスに目がとまりました。

あらあ、パッケージがものすごくかわいくなっている!

すぐに買ってしまう、浅はかな自分です。

使ってみると、以前よりもサラッと、しかもシットリとする感じがします。

日本の化粧品は本当に品質が高いです。

石鹸で洗った手に、ハンドクリームでお手入れ。

ささやかなことですが、とても幸せを感じます。

絶対音感

絶対音感

すごい言葉ですね。

音感が絶対なんです。

絶対王者とか絶対王政みたいな他者を圧倒するような語感があります。

絶対音感とは聞いた音を音名でいい当てる能力のことです。

高度な絶対音感の持ち主は神様から選ばれし一握りの人間。

透視能力並みの特殊能力のように語られることもあります。

私が初めて「この人は絶対音感の持ち主だ!」と確信したのは、ボサノバ歌手の小野リサさんです。

自分でも意外でした。

水戸の千波湖で小野リサさんの野外コンサートを聞いたときのことでした。

柔らかいギターの調べにのってささやくように歌う小野リサさの歌声を聞いたときに、

絶対音感

という言葉が頭に浮かんだのです。

音は空気を振動して伝わるのですが、ギターと歌の振動がピッタリと合っていたのです。

小野リサさんに抱えられたギターと歌声が柔らかいハーモニーを生み出していました。

絶対音感は決して特別なものではなく、こんなにも自然なものなのだと知りました。

聴音・新曲視唱など音感を養うための専門的なトレーニングはいくつかあります。

ピアノの音をポン♪と弾き音名を答えるのも、ゲーム感覚で楽しいものです。

音あても悪くありませんが、せっかくだから音楽的なレッスンがしたいです。

音と仲良くし楽しむこと、具体的には歌をうたうことでしょうか、音感を良くするにはこれが1番の方法だと思っています。

正確な音程で歌って心地よさを体験することはとても大切です。

シンコペーション3

ショパンの練習曲作品25−4です。

入りからしてアウフタクト。

弾く前にもう自分の中で音楽を始めておきます。

イ短調の暗いけれどどこか明解な感じ、だけれどもシンコペーションの不安定さと性急さが音楽を駆りたてます。

右手は最初から最後までシンコペーション。

楽節の終わりにもリタルダンドなど一切無し。

31小節目にpoco riten.、62小節目にrall. があるだけです。

同じリズムが続きますが転調するたびに表情は変わります。

左手はずっと8分音符なのですが、バスは表拍、和音は右手のシンコペーションに合わせる裏拍、と違いを意識します。

この曲は上級者レベルですが、挑戦する価値はあると思います。

私は音楽的能力がごく平均値の人間で、練習無くしてリズム感も向上することはありません。

シンコペーションが特徴的な曲を弾くことでリズム感が養われ、ゆったりした曲を弾くときにも自然な流れを作り出す助けにしています。

ところで、画像の楽譜はパデレフスキ版のものなのですが、紙質がザラザラしていて黄ばみも目立ちます。

当時のポーランドの経済状況が伺えます。

シンコペーション2

バッハのインベンション6番です。

対位法の曲ですのでシンコペーションのモチーフが右手・左手とかわるがわる出てきます。

このシンコペーションは弾むようなものではなく、表拍と表拍の隙間を裏拍が埋めていくようなイメージで私は弾きます。

4小節目の刺繍音がモチーフを軽やかにリズミカルに締めくくります。

なめらかに弾くのも良し、ところどころノンレガートにしても良し。

バッハの時代にもこんなに洒落たリズムがあったのですね。

というよりも、現代曲よりももっともっと独創的です。

シンコペーション

ツェルニー30番練習曲の24番です。

右手が8分音符のシンコペーションになっています。

全てが裏。

私は左手を先行させ(拍の頭にきちんと乗せます)右手が後からついていくように弾きます。

そうするとレガートに弾くことができます。

途中から同じメロディーがスタッカートで出てきます。

ここでは16分音符を基準にリズムを取り左右交互に打つようなイメージで弾きます。

この練習曲はリズム感を養うにはもってこいの教材です。

前半は両手同じ音なのですが、和音を感じながら弾くと音楽的になります。

練習曲ですがとても楽しい曲なのです。

昨日の続きです。

down beat 表拍

up beat 裏拍

この二つは言葉通り表裏一体。

絶え間なく続く拍が律動を生み出します。

例えばブルグミュラーのアラベスク。

4分の2拍子にのって軽快なリズムを一定のテンポで弾くために私が重要だと思うのは、

冒頭のメロディー ♪〜ラシドシラ・ラシドレミ・〜♪の

・の部分です。

ここを感じて弾くと、右手と左手がきっちりと合います。

リズム打ちというと、拍子を叩くか楽譜の音符を叩くことがほとんどですが、たまに裏拍を叩かせたり休符だけを叩かせたりすると、効果大です。