おたのしみ

ピアノってどうしても上達に時間がかかります。

日々の練習、毎週のレッスン・・・。

この繰り返しが何年間か続きます。

私が通っているバレエの先生はポイントカードを作って下さって、一回出席するごとに1ポイントがもらえます。

何ポイントか集まったところでプレゼントを頂けます。

これだ!

私もまねっこしました。

本当にささやかな品なのですが、ポイントがたまったところで、プレゼントです。

おかげさまで生徒さんにも好評♪

レッスンとは直接関係のないお遊びですが、楽しんでいただけたら私も嬉しいです。

【つくば市 ピアの教室 スピカ】

ショパンのバラード

『バラード』とは元々はのことです。

言葉の芸術です

先日のアムランさんのバラードを聞いていて、私はショパンのバラードで大切なのは、詩情なのだと、あらためて認識しました。

バラード→詩ということは、頭ではわかっていました。

ショパンのバラードは、アダム・ミツキエヴィチの詩が元になっているといわれています。

しかし、私はこの詩を声に出して読んだことがありません。

ポーランド語、またはフランス語で朗読することが、少しでもショパンのバラードに近づく方法なのではと気づきました。

私は、外国語を聞いていると、その言葉の持つ響きをとても美しいと感じます。

・・・悲しいことに英語でも聞き取れるのはごく一部なのですが。涙。

意味が分からなくても、いえ、意味がわからないからこそ、うっとりと聞いてしまうことがあります。

ショパンの音楽は言葉で表されるものではありませんが、詩の言葉たちの向こう側に見えて来るものは、同じような情景だと思います。

大学時代の語学の授業、もっとまじめに取り組むべきだった・・・

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

あじさい

街中のあじさいがきれいですね。

あじさいはやっぱり雨空が似合います。

つくば市の小学生は6年生になると鎌倉へ宿泊学習へ行きます。

うちのピアノ教室の生徒さんもとても楽しみにしています。

「どこへ行くの?」

「鎌倉スイーツを食べに行きたいです。おいしいパンケーキのお店があるんです。」

わお、おしゃれですね。

私の頃の鎌倉スイーツと言えば、「鳩サブレ」。笑。

生徒さんたちが散策をする時には、鎌倉名物のあじさいさんも雨をガマンしてくれますように。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

ピアノの森 第10話『ショパンコンクール』

ピアノの森 第10話『ショパンコンクール』の感想です。

いよいよ、一次審査が始まりました。

フランス、中国、ポーランド・・・続々と各国から才能豊かな出場者が演奏します。

中国出身のパン・ウェイの演奏を客席で聞くカイは衝撃を受けます。

その音は、自分の師である阿字野先生の音なのです。

私は2015年のショパンコンクールも予備審査から時間の許す限りネット配信を視聴していました。

その時に気になったのが、誰かの真似とまでは言いませんが、他の誰かにかなり強く影響を受けてしまったと思われる演奏が多々あったことです。

今は、You Tube で、歴史的名演を手軽に、しかも無料で聞くことができます。

そのことが、若手ピアニストのテクニックを飛躍的に伸ばしている一因だと思っています。

その反面、意図する・しないどちらにしても、自分が演奏する時に影響を受けてしまっているのでは、と感じています。

でも、本当のピアニストは、確固たる自分の音があるものです。

こういう風にしか自分は弾けない。

そんな音楽を持っている者だけが、コンクールで残って行くことでしょう。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

くちなし

今日は一日雨でした。

近くの公園を歩いていると、なんとも甘い香りが。

真っ白な「くちなし」の花です。

くちなしは、実はきれいな黄色で、お正月のくりきんとんに使われます。

場所をしっかりおぼえましたので、実を頂きに、秋になったらもう一度来てみようっと。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

シャルル・リシャール=アムラン ピアノリサイタルin東京オペラシティ アンコール

6月7日(木)シャルル・リシャール=アムラン、ピアノリサイタルの鑑賞記、アンコールについてです。

プログラムが終わり、私を含めた聴衆は拍手で演奏を讃えました。

アムランさんは、前方、後方、左右、2階席、3階席のお客さんにもお辞儀をしてくれます。

そして私たちの拍手にアンコールで答えてくれました。

アンコール1曲め、ショパンのノクターン第20番 嬰ハ短調(遺作)

以前聞いたバッハのアリオーソもそうだったのですが、単音のメロディーをこれほどまろやかに弾くピアニスト、私にとってはアムランさんが初めてです。

コーダの18連符、35連符、11連符、最後の13連符。

きらきらと輝く音、でも決してけばけばしくありません。

最後のメゾスタッカートは粒だちも素晴らしいです。

アンコール2曲め、ショパンのエチュード作品10−3「別れの曲」

サービス心満載ですね。

この曲、自筆譜には “Vivace ma non troppo”「生き生きと しかし甚だしく無く」 と標記されています。演奏を聞きながらこの標記を思い出しました。

アンコールに演奏される曲数は、だいたい2曲です。

最前列に座っていたご年配のご夫婦が席を立ちました。(多分、帰りの混雑を避けたかったのでしょう。)

でも、今宵のクライマックスはこれからでした!

もう、舞台袖に戻ると思ったアムランさんが椅子に腰掛けました。

どよめく観客席。

そして静寂。

ボ ー ン

3曲めはショパンの「幻想即興曲 」作品66でした。

帰りかけていたご夫婦、大慌てで席に戻ります。

先ほどまでのアムランさんと少し違います。

演奏用のジャケットを脱いだような・・・ドイツ語のSieからDuに変わったような・・・

自然体のアムランさんですが、よりありのままを私たちに見せてくれているようです。

もう、テクニックですとか音楽性ですとかどうでも良くなってきました。

それほど、親密さを感じさせてくれる演奏です。

すっかりアムランさんの世界に入っています。

興奮さめやらぬ私たちに、更なるギフト。

4曲めは、ポロネーズ 第6番 変イ長調 op.53「英雄」でした。

私は、英雄ポロネーズがあまり好きではありません。

でも、席を立つなんて絶対にできない!

ホ長調に転調するアルペジオで音を外してしまった時の苦笑いを私は見逃しませんでした。

そんな、一面を含めて、こんなに胸に迫る演奏は初めてでした。

自身の全てを瞬間瞬間に捧げて弾く姿に胸が熱くなりました。

気がつくと、私も他の観客も立って拍手をしていました。

今夜のお客さんは、もしかしたらバラード第1番しか知らないという人が多かったかもしれません。

シューマンの幻想曲の時に楽章ごとに拍手が起こってしまったのですが、それは多分この曲を知らなかったからだと思います。

ピアノは専門家だけのものではありません。

正直に言うと、ピアノにたずさわっているものにはバラ1はお腹いっぱいなのです。

でも、その人たちにとっては、バラ1を聞くことは大きな楽しみに違いありません。

そんな私たちと同じ目線で、誰でも知っているショパンの名曲をアンコールに弾いてくれるアムランさんのお人柄に感銘を受けました。

終演後、幸運にもパンフレットにサインを頂き、特別な夜は終わりました。

画像は東京オペラシティの階段です。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

シャルル・リシャール=アムラン ピアノリサイタルin東京オペラシティ2

6月7日(木)シャルル・リシャール=アムラン、ピアノリサイタルの鑑賞記の続きです。

休憩をはさんで、後半のショパンバラード全曲。

数々の名演奏があるバラード第1番、アムランさんはどう弾くのでしょう?

期待感が高まります!

謙虚で誠実。

余計なルバートやダイナミクスはありません。

アムランさんが弾くと、簡単な曲のように聞こえます。

それくらいさりげない演奏でした。

もちろん、完璧な演奏で、観客席から盛大なブラボーが!

第2番、序奏のポリフォニー、予想通り優しい音色です。

プレスト・コン・フォーコに入っても、全くヒステリックな感じがなく、迫力はあるのに美しさを損なわない充実した響きがホールを満たします。

こんなに美しい音でピアノを鳴らすピアニストがいたでしょうか?

第3番、アムランさんがショパンコンクールで弾いた曲です。

私は、ある点において、この曲がバラード4曲の中で最も難しいと思っています。

それは、8分の6拍子のもつ、回転するようなリズムと休符がかもし出す独特な間を感じ、表現することです。

フランス語が母語のアムランさんは、そのニュアンスを最高のセンスで演奏します。

コーダも左手の音はほとんど輪郭を持たせず、静かに弾いているのですが、絶妙なペダリングで、倍音を出します。

その伴奏に乗ったメロディーのなめらかさ。

どうやったらあんな風に弾けるのでしょう!

第4番、この曲は一言で言えば「大人」です。

悲しみ、苦しみ、孤独・・・そんな感情に揺れる経験がなければ演奏できる曲ではありません。

切ない淡々としたメロディーが心に沁みます。

まだ20代のアムランさんですが、とても成熟した音楽を聞かせてくれました。

演奏が終わって、またまたブラボーです!

ああ、ああ、もっと聞いていたい。

素晴らしかったです。

・・・しかしながら、アムランさんの演奏を聞いて、私はバラードについて、またショパンについて認識を新たにしました。

後日書きたいと思います。

画像は東京都庁です。

この日はお天気が良かったので新宿駅からお散歩がてら歩いて行きました。

アンコールへつづく

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

シャルル・リシャール=アムラン ピアノリサイタルin東京オペラシティ

昨夜、シャルル・リシャール=アムランさんのピアノリサイタルに行ってきました。

会場は東京オペラシティのコンサートホールです。

席は前列の上手側、その美音を全身で感じることができました。

プログラムは、

シューマン
アラベスク ハ長調 op.18
幻想曲 ハ長調 op.17
ショパン
バラード 全4曲
第1番 ト短調 op.23
第2番 ヘ長調 op.38
第3番 変イ長調 op.47
第4番 ヘ短調 op.52

一曲め、シューマンのアラベスク、あまりの繊細な美しい音にまたも泣く自分。涙。

しかも同じフレーズの所で。涙。

二曲め同じくシューマンの幻想曲、コンサートで聞くのは初めてです。

「幻想曲」と名付けられていますが、全3楽章からなるソナタです。

ショパンのものとは全く違います。

ショパンの幻想曲が天国へと至る魂の行進・旅ならば、シューマンの幻想曲は自身の中の理想の姿、または世界です。

クララへの愛、音楽への情熱が満ちています。

アムランさんの演奏の中に、私ははっきりとシューマンの知性を感じとることができました。

ああ、こんな素晴らしい美しい演奏が聞けて幸せです。

つづく

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

指使い

ピアノを演奏する上で、とても大切なのが『指使い』です。

両手とも、

親指・・・1の指

人差し指・・・2の指

中指・・・3の指

くすり指・・・4の指

小指・・・5の指

と決められています。

多くの楽譜には、音の上または下に番号が書かれています。

楽譜に書かれている指番号は、よく考えられていて、演奏する上で一番弾きやすいものとなっています。

でも、手の大きさは、年齢・性別だけでなく個人差もありますから、若干弾きやすさに差はあります。

あくまで楽譜に記入された指番号は絶対的なものではなく、参考程度とわたしは考えています。

時には、違う指を使います。

その場合の注意点です。

何も考えず、弾くたびに違う指で弾いてはいけない

変えた指番号を楽譜に記入し、いつも同じ指で弾く

この2点を、生徒さんに指導し、自分でも守っています。

楽譜を見るだけで弾けてしまう天才ならいざしらず、私は普通の人間なのでこの方法が、確実な演奏を完成させるための一番の近道です。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】

梅雨入り

関東地方も梅雨入りしました。

通って下さっている生徒さん、教室への行き帰りが大変ですが、楽しいピアノのレッスンができるように、いつも以上にがんばりますね!

さて、チャイコフスキーのピアノ曲の中に『四季』という曲集があります。

その月々に合わせた季節感あふれる曲が、1月から12月まで、それぞれ一曲ずつあります。

それぞれ、ロシア人の詩を元に作曲されています。

6月は『舟歌』です。

私はこの曲が大好き。

浜辺で波を我々の足で愛撫させておくれ

輝く星は我々に 悲しくひそかなあいさつをおくる

アレクセイ・プレシチェーエフ(Aleksey Pleshcheyev/1825–1893)

何とも寂しげなメロディーと船をこぐようなハーモニー。

アンナカレーニナが落ちてしまう心くるしくなる恋のようです。

この曲のコーダは高音のアルペジオです。

そんな恋のさなかに見る星は、よりキラキラと輝いて見えるのでしょうね。

【つくば市 ピアノ教室 スピカ】